台湾でサッカー観戦

ルールダービーに備えて備忘録:台湾でサッカー観ようぜ

台湾でサッカーを観るのは茨の道です。
人気のある野球やバスケに押されて、中継を探すのも一苦労。

それでもありがたいことに、FOX體育台ではドイツのブンデスリーガの生中継があります。応援しているチームがホームのゲームで勝ったのを見届け、気持ちよく眠りにつきました。これで降格圏から脱出だ。

ドイツと台湾の時差はサマータイムの現在、6時間。あちらで17:30に始まる試合は、台北の23:30キックオフ。終われば午前様だけれど、テレビで生中継を見ることが出来るなら、翌朝もそう辛くないのは気持ちの問題ですね。特に勝った日は気分よく目が覚めます。午後からフラフラし始めたりしますが。

今週末は、応援しているクラブと隣町のクラブの試合があります。今年の春先、そのルールダービーを、応援しているクラブのホームへ観に行きました。あのときめきと興奮をせめてテレビ中継で観たい。台湾で、サッカーの試合中継を探すのは、四葉のクローバーや二枚揃った桜貝を見つけるほどに至難の業でした。なので、自分用の備忘録のためにも、台湾でサッカー中継を観る方法もまとめておこうと思います。

ルールダービーとはなんぞ?

シャルケとドルトムント、ドイツのルール地方にある隣町のクラブの試合を、現地ではRevierderby、日本ではルールダービーと呼んでいます。これはヨーロッパ三大ダービーに数えられるのだそう。

中継を観る限りでは随分ものものしい雰囲気だったし、現地のニュースでも、練習場を取り囲むギャラリーが煙と炎で燻ぶったり、暴れた人を複数検挙など、物騒な出来事を伝えていました。

念願だったとはいえ、陸続きのヨーロッパで、隣町との激しいぶつかり合いがどういう意味を持つのか、東の暖かい国からのこのこ出かけていいのか、怖気づく気持ちはありました。でも実際は、今年に限ってかもしれないけれど、拍子抜けするほどほのぼのムード。

試合前の公開練習にはセキュリティが配置され、警察車両もスタンバイするほど物々しい警備体制だったにも関わらず、ファンは選手とセルフィー撮りまくりの和やかさでした。

ゴールで炙り出される潜伏サポーター

試合当日も、警察官がぞろぞろとアレーナに向かって行くのでどきどきしたけれど、相手クラブに対するブーイングが聴いたこともないレベルで響き渡る程度。取りにくいチケットだから、アウェーのファンもホームの席に座らざるを得なかったんだろう、ゴールをされて憮然と座り込むするスタンドで、

「よっしゃあああ」

とモグラたたきのように飛び上がったり立ち上がったりしてしまう人たちを何人か見ました。彼らは黄色と黒のユニフォームも、マフラーも身に付けずに、青と白一色のホームスタンドに紛れ込んでいた。さすがにダービーで、これみよがしに「敵ですよ」とわかる身なりをするのは控えたんだろうな。逆の立場だったら、私だってそうします。

ゲスト(アウェー)エリアのスタンドへの入り口は、警備が厳重でホームのファンの人は入れてもらえませんでした。初めてドイツのVeltins Arenaへ観戦しにいった時(こっちの売店は空いてるわ)とフラフラ入ろうとして慌てて止められて、事の重大さを知りました。

でも、嬉しすぎて飛び出した場違いなゲストもぐらを袋叩きにしたり、発煙筒や暴動等の危険なことは起きませんでした。(場外では知らない)

デンジャラスな場外の出来事

むしろ二年前に現日本代表キャプテンが所属するクラブとの対戦の時の方が大荒れで印象深いです。生まれて初めて生で見る発煙筒、スタンドに立ち上る炎と煙、中断する試合。大きなゴールキーパーに守られるようにはけていくサイドバックの選手。

終了後の駅で飛び交う怒声、ホームに上がるまで1時間以上またされ、上がれば相手サポにドイツ語で日本人と罵倒され、思わず広東語で怒鳴り返し、謝ってもらう始末。電車の中は無法地帯で、一等席でタバコを吸いながら歩き回り、チャントをがなるひとたち、途中で停まる列車、命からがらホテルへ戻った記憶は今でも色濃く残っています。

「あれすごかったのよー生きた心地がしなかったわー」
と後で言えるのは、無傷で帰ってきたからこそ。

羽目を外しすぎる人たちの中に無暗に紛れ込まずに身を守りつつ、試合そのものをしっかり楽しむのが何より大事ですね。

日本代表戦を台北で観る

林森北路の日本居酒屋へ連れて行ってもらいました。カウンターのモニターで放送するお店があるので、代表戦の夜はサッカー好きのおじさんたちがずらりと陣取ります。お店の人も心得たもので、試合中は注文を取りに来るのを控えてくれ、ハーフタイム中に「おかわりいかがすか」と声をかけてくれます。
ワールドカップブラジル大会出場権を獲得した試合もここで見たね。見知らぬおじさんたちとハグしてお祝いしたね。
代表戦はカウンター予約が吉のようです。

日本のお茶の間放送時間に合わせているから、1時間早い台北は18時前後キックオフになりがち。当日の仕事は一心不乱に。オンタイムで失礼しましょう。

居酒屋呑兵衛

TEL:+886-2-2562-7427
住所:台北市林森北路119巷28號
年中無休(旧正月除く)

中継が流れたり食い込んだり中断したり、油断ならない台湾事情

台湾で、なぜプレミアでもセリエAでもなく、ドイツのブンデスリーガを放送しているのかは謎ですが、ありがたく拝見しています。


FOX SPORTS 番組表
FOXは3つチャンネルがあるので、どこで放送するか事前に確認しましょう。
通常ブンデスリーガは74chのFOX2ですが、このダービーは73chのFOXで放送するようです。

10.30(日) 00:20 (直)德甲:多特蒙德vs.沙爾克
Bundesliga 2016/17

番組表に書かれている「(直)德甲:多特蒙德vs.沙爾克」は、
「(LIVE)ブンデスリーガ:ドルトムントVSシャルケ」と読みます。

各クラブの表記が中国語ではどうなるのか読み取るのも一興です。
ちなみに、各国のリーグは

徳甲 ブンデスリーガ
西甲 リーガエスパニョーラ
義甲 セリエA
英超 プレミア

と表記しています。徳國(ドイツ)、西班牙(スペイン)、義大利(イタリア)と国名+甲(リーグ)になるようですね。

中学生のバスケの試合中継に押されるブンデスリーガ

でも最近、何の前触れもなく放送しない週もあります。たまに思い出したように、バイエルンミュンヘンの試合は流すけど…

ブンデスリーガの試合を放送予定だったのに、台湾の学生バスケットボールの試合の表彰式を延長で延々と、学生の名前を読み上げて身内でヤンやと喜ぶ様子を延々と終わるまで流したため、ブンデスリーガの中継は途中からになったこともありました。
プロサッカーが中学生のバスケの表彰式に押しやられる。台湾ではまだまだ、サッカーの需要が少ないのだと痛感しました。

それから、加入している有線の会社によって、チャンネルは違うかもしれません。台湾のテレビのシステムがいまだに良くわからない。台湾人に聞いてもわからないというのだから、外国人にわかってたまるかというところでしょう。

台湾では何事も、事前に確認が大事です。こうだったはず、などの思い込みは捨てて、ゆるやかに軽やかに暮らしましょう。

Jリーグを台湾で観る

NHKワールドプレミアムで、土曜の午後に不意に放送していることがあります。番組表をチェックしておいた方が良いでしょう。

チャンピオンズリーグを台湾で観る

16強くらいから、どこからともなく、何の前触れもなく放送が始まったりします。いったいどのチャンネルで放送するのか、毎年台湾ヤフーで「歐洲冠軍聯賽 直播」と検索しては「なんの情報もない。ちょっとくらいまとめなさいよっ」とキレるのがお約束ですが、私もやっと少し学習しました。台湾人はヤフーよりfacebookから情報を得ているということ。

FOXでも放送しないので、「公視3」という普段全く見ない公共放送チャンネルをはっていると、あの麗しい「ちゃーんぴょーん」のアンセムが、テレビから流れてくるのに遭遇できます。

このブログに貼るために公式サイトを観に行ったらもうチャンピオンズリーグ専用ページが出来てた。油断してしまった。まさに今、試合放送時間だから3チャンネルっと・・・回してみたけど、原住民の暮らしを紹介していました。番組表にも、出てきません。

公視3と書いてあるから3チャンネルだと思うやんか。正解は299チャンネルです。そんなことどこに書いてあるのさ。探したじゃないの。

先ほど書いたことを、もう一度自分で声に出して読み返して見よう。



台湾では何事も、事前に確認が大事です。こうだったはず、などの思い込みは捨てて、ゆるやかに軽やかに暮らしましょう。

台湾のケーブルテレビでサッカー中継まとめ

2017年9月18日追記:引越しを機にケーブルテレビを変え、サッカー中継を放送するチャンネルが増えたので、まとめておきます。

ELEVEN SPORT セリエA、プレミアリーグ

ELTA Football チャンピオンズリーグ

FOX SPORTS ブンデスリーガ

※リーガエスパニョーラが見つかりません。どこかで中継しているのかなあ。
ABOUT ME
mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|