台湾あるある

台南で瀕死になったiPhone6の電池を台北で交換してみた

前回のiPhone7に続いて、台湾もiPhone8は一次販売グループに入っていました。

私は6を使っていて、電池があっという間に無くなってしまうからいつも充電器をぶら下げている状態。こういう使い方が尚更良くないのだと指摘も受けました。でもどうにもならない。新しい機種が出るまで、だましだまし使うしかない。

ところが先日台南で、電池が瀕死の状態になってしまったからあわてた。

往復の高鐵(台湾新幹線)のチケットはスマホのアプリで購入したので、バーコードで改札を通らなければなりません。台南駅で充電ができる場所はスタバか、改札を通った後にあるWi-Fiのコーナー。楽しい夕食も早めにきりあげ駅へ向かって、まずはスタバへ。なんとか台南と台北の改札を通れるだけの電池は確保して、事なきを得ました。

高鐵 台南駅 スタバで、充電中。

 

8に買いかえるかなあ。Ⅹはいくら何でも高すぎるし、なにより発売日まで電池は持たないだろう。と考えながら周りを見渡してみると、5や4Sを使っている人もいるんですよね。どんどん新しいのに買い替えるような流れでもないんだな、と思い直していると

「果粉通」

というお店に通りかかりました。

中国語でりんごは「蘋果」、ファンは「粉」。

アップル製品ファンのことを「果粉」と書いてあるニュースを読んだばかりだったので、これはアップル製品の修理屋さんかも?と思い、近づいてみると修理項目が張り出してある。思い切って中にはいり、相談してみました。

「何の御用」

修理の人は愛想は無いけれど、嫌そうでもなく、物静かに対応してくれました。

「電池がすぐ無くなるの」

「取り換えますか」

「そうします」

「交換は1400元です。これに記入して」

名前と電話番号、スマホロック解除のパスワードを書かされます。

「時間はどのくらいかかりますか?」

長引くようなら、他の用事を済ましに行こうと思って聞きました。

「10分。座って待ってて」

「そんなに早いの。じゃ、待たせてもらいます」

カウンターの横にあるテレビでローカルニュースを見ていたら、本当にあっという間に直してくれました。

壊れてしまった電池を見せてくれて「ふわふわになっているでしょう」見た目でもわかるほどふくらんでいたし、さわるとスカスカしました。酷使してしまったんですね。

交換したからとすぐスマホを返されるわけではなく、マイクやカメラ、アプリ、作動の仕方などの沢山の項目を、私の目の前でひとつひとつチェック。状態を確認して納得できるから、安心できました。

このスマホの待ち受けはうちの猫の画像に設定しています。人様に見られるのに変な(どんな?)画像にしていなくてよかった・・・と思ったら修理のお兄さん、

「これはあなたの」

と中国語で言い

「ネッコ?」

だけ日本語で言うから、笑ってしまった。

「はい、わたしのネッコ」

と答えました。

https://www.facebook.com/mobilefix/

 

※9/22追記 この記事を読んでくれた友達から「たけえよ」「西門なら800元」「自分でやれば250元」などのアドバイスが寄せられました。西門へ行く時間、自力で取り換える自信もない私にはここでお願い出来て良かったとは思っていますが、参考までに。

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mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|