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GW前だから本音。「台北在住者を悩ます旅行者からのリクエスト」

台北生活

「テレビでやってた!行ってみたい!」

九份行きたい夜市行きたい、気持ちはわかる、物凄くわかります。私もNHKの「世界入りにくい居酒屋」を見れば「行ってみたいなあ」と思うし、ドイツのサッカースタジアムや練習場も、中継や動画で見て「ここに行きたい、どうしても行きたいの行ってきます」と出かけて行った口です。

台湾は日本から近い分、気軽に遊びに来られるし、ちょっと探せばお友達の知り合いとか親戚とか伝手が見つかりやすい国。ヨーロッパやアメリカで主要空港からさらに乗り継がなければならない州に住んでいる友達は、「来て!遊ぼう!日本語でしゃべりたい!」と切実に本気で言ってくれるけど、台湾在住者は旅行で来ると言われても「あ、はいはい」という感じじゃないかな。

大手小町などで、海外在住者がぼやく「遊びに来た物凄い人たちのエピソード」を読んで「きゃー怖い」「良かった私こんなお友達いなくて」と思いつつも、実は私も、旅行で来た友人や知人の知られざる一面に触れて、後ずさったことはあります。日本ではまっとうに暮らしているはずなのに、海外だとちょっとわがままになったり、時間の感覚や、倫理観もずれてしまう人、残念ながらいました。

一番参ってしまうのは、吐き出し要員にされること。これも海外だから、日本国内のお友達とのつながりがないからか、割と黒いことを滔々と喋られたりする。多分日本だったら誰にも言わないだろうこと。

エナジーバンパイアだのフレネミーだの、色々形容の仕方はあるみたいだけれど、簡単に言ってしまえば、私、ゴミ箱代わりか・・・と情けなくなる。不倫相手を連れて来て紹介されるだけならまだしも、口裏合わせやアリバイ作り、年齢詐称(!)などに加担させられそうになった時は断りました。また来るね!と言われても、もうプライベートではお付き合いしません。

旅行者も、受け入れる在住者も、気持ちよい時間を過ごすために。

旅行って、血や精神を巡らせて何かをリセットできる、本当に大切な時間だと思う。

思う存分楽しんで、美味しいものを食べて笑って、元気になって行ってほしい。受け入れる在住者も、久しぶりに会えるお友達と良い時間を過ごせるのは、本当に嬉しく楽しいことなんです。そしてこの先も気持ちよいお付き合いを続けていくために、旅行者を受け入れる在住者も自分の生活のペースや軸を守ること、出来ないことは断っていい、代案を出してリリースする知恵が必要なんだと思います。

ドイツのスタジアムには、自分で電車の乗り継ぎを調べて行きました。逆方向に行っちゃったりと迷ったけど、着いた時は嬉しかった。だからなんでも人に頼ったり、調べてという人の考えが、私はわかりにくいんだと思います。


でも、ある年上の方から

「誰もがお前と同じではないんだよ。本当にどうしたらいいのかわからない人もいるんだ」

と諭されて、なんでも自分基準で疑問を持ってはいけないんだとも思いました。

 

ところで、今年のGW誰も知り合いから声かかっていません。もしかして、私の本音に恐れをなしてしまったかしら。それはそれで、ちょっと寂しいのね。

 

※初出:taisuki Cafe 

※2017年8月でTaisuki.Cafeの更新が停止したため、許可を得て自サイトに掲載しています。

 

台湾・台北在住のライター&ロケーションコーディネーター。香港から猫を連れて移住してきました。活動範囲は台湾、香港、時々ベトナムなど。広東語、中国語を使います。プロフィール詳細 はこちらをご覧ください。仕事のご依頼やお問い合わせはコンタクトフォームからお願いします。