タイの大人気ドラマシリーズ「2gether」の劇場版”2gether the movie 只因我們天生一對:電影版” 日本、香港、タイに続いて、台湾でも上映開始。台湾特典のギブアウェイや発声ありの”バースデー・スクリーム応援上映”も
公開日は2021年12月24日、「クリスマスからニューイヤーを一緒に迎えよう」と煽り文句つき。台北市内をラッピングバスも走ったけど、開始から数日はどのシアターも1日1回、台北101のおひざ元・信義威秀では朝9時台の上映とな。
平日の朝9時になかなか行けないので、20日の夜に行われた「首映場」、台北駅に近い「京站威秀影城」で先行上映を観てきました。
台湾特典、期日やイベントごとのギブアウェイも

「首映場ではうちわをプレゼント」という触れ込みだったけど、カウンターでチケット引き換える時に渡されたのはクリアファイル。
「あれ、うちわじゃないの?」
と尋ねると
「ここではこれしか預かってないです……」
とカウンターのお兄さん。
どちらも素敵だけど、どちらも実生活で取り出して使う機会はなさそうだし「ありがとう」と大人しく引き下がりました。



ところがシアターに入る前にチケットチェック後、うちわも配られた。手厚いわ。思ったより大きかったです。イベント会場にありがちな、もっと小さなサイズを想像していたので(これはライブ仕様……)とたじろぐわ。


台湾ならではの字幕遊びも?
月曜の夜7時すぎ、2/3くらい埋まってたかな。年齢層はさまざま、男性のグループもけっこういました。
タイの映画を中国語字幕で観るって私にはハンデだから、字幕は追わず画面だけ観ることに徹した1時間51分。
でも、物語の冒頭の意外なところでどっと笑いが起きたのでふと中文字幕に目をやると、Winさん演じるTineが女の子に話しかけてうっとおしそうにされる場面で、
「自分を林漢洲だとでも思ってるの?」
となっていました。
”林漢洲”はWinさんの本名、中国名。
ドラマオリジナルのセリフはタイの有名俳優を引き合いに「Nadechだとでも思ってるの?」だったから、これは台湾独自のお遊びなのかな。香港ではどうだっただろう。

ドラマを先に見ておけば、「あーこの場面」「ねーここ、ねー」とおさらいを兼ねた新発見もあり、楽しいと思います。
後日観に行くという友達には「字幕を追うより、大画面でタイの俳優さん達のつやつやの顔や睫毛、白目、歯並びの美しさを観るほうが保養になる」とだけ伝えました。女の子たち、LoveちゃんもFilmちゃんもNeneちゃんもみんな違うお花のように可愛くて、眼福だった。TineママのKoy Narumon Phongsupanさん、ちょっとモニカ・ベルッチみたいなたっぷりしたマダムぶりで素敵。先日号泣しながら見終えたドラマ「Who are you」では身寄りのない子供を預かる施設のオーナー、質素で控えめな役柄だったから、女優さんてすごいと改めて。
コロナ抑えた台湾だから、2gether叫ぶ応援上映

Brightさんのお誕生日にあたる12月27日は、台湾全国で「生日尖叫場」を開催するそう。
読んで字のごとく「バースデー・スクリーム」。コロナ前の日本で応援上映がすごく楽しいと噂には聞いていました。1990年代の香港、午夜場でヤジが飛びまくり場内大爆笑だった、映画が気軽で、でもみんなの心の慰みなエンターテイメントだった頃のことを思いだしちゃう。私も屋台で買った甘栗持ち込み、バリバリ食べながらゲラゲラ笑って見てた。それとは違うと思う、大スクリーンを見ながらキャーキャー言っちゃいましょうってことかな。
日本でも応援上映あるらしいけど、このご時勢だから無声が条件なのだそう。でも台湾は、マスクしていれば発声OKのイベントにするのね。楽しそうだ。

あのドラマを通して全部観たこと、良かったなとしみじみ思いました。
これにて、2gehterは一旦一段落だなとも。
映画がはねて、夜も遅いのにいちご気分が上がってハーゲンダッツ。
そんな感じです。
台北に居ながらタイを思うコラム
BrightさんとGunsmileさん、トーレオ組が台湾に来てくれた時の見どころハイライト。

Winさんのお姉さんのマカロン。美味しかった。

「ミルクティ連盟」でタイ人のユーモアに感心したのがそもそもの始まり。
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