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台湾限定「鋒味 CHEF NIC」クッキーと拌麵は香港と台湾のいいとこどり

台湾セブンイレブンで香港 X 台湾コラボ「鋒味」CHEF NICの期間限定商品をお土産に


台湾でお土産探しに重宝するのは街中いたるところにあるコンビニ。セブンイレブン、ファミリーマートの二大勢力があり、それぞれ特色のあるラインナップなので、私は必要に応じてホッピングします。

4月末から台湾セブンイレブンのお弁当コーナーに登場した、香港ブランド「鋒味 CHEF NIC」の涼麵と香港XOソースの海鮮貝柱チャーハン。見つけたのは暑い日だったので、涼麵を買ってみました。台湾の素材を使っているけれど、通常よくある台湾系とは似て非なる味。ピリ辛加減もきつすぎず、好みでした。

以前、このブログで香港土産にこの「鋒味」ブランドのクッキーを紹介したことがあります。香港テイストを打ち出して成功してるなと思いましたが、台湾セブンで5月初めから「台湾限定版クッキー」販売が始まりました。

「台湾と香港、どっちも好き」をテーマに掲げたこのブログで、このクッキーを見過ごすわけにはいかないよ!

「鋒味 CHEF NIC」台湾限定クッキーは各地の名産テイスト

本家香港のCHEF NICにも「甜・酸・苦・辣」4つのテイストのクッキーの詰め合わせがあります。

 

今回台湾セブンイレブンで見つけた台湾限定版は

「甜」台南柴焼黒糖
「酸」屏東香檬
「苦」花蓮山苦瓜
「辣」宜蘭魔鬼椒

台湾各地の名産で「甘さ」「酸味」「苦味」「辛さ」を表現していました。

CHEF NIC’S COOKIEは小分けで4種類X2個、合計8個入りで89元(約315円)。それぞれの辛い、苦い、酸っぱい、甘いがサクサクのミルキーなクッキーとしっかり組み合わさっていました。買い占める。

 

嬉しくて、店先で泣きそうになってしまった。

いつも行くセブンのお姐さんに「会計するよー?」と手招きされ
「あの商品棚、写真撮らせてもらえないかな」
と尋ねると
「うちは店内撮影禁止なの…」
困り顔だったので、無理はいいませんでした。
「外はいいよ」とのことなので、店回りでは涼麵とチャーハンのポスターのみ。

(出先で写真を撮る時は、ひと声かけて承諾得たら自分も周りの人も気持ちがよいよね)

「鋒味 CHEF NIC」ニコラス・ツェーって?

「CHEF NIC」は、香港の俳優で歌手の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)がプロデュースする食のブランド。食に関するテレビ番組のホストを始めてから独自の商品を展開し始め、最近はクッキーのほか、インスタント麺、ドリンク類など様々な商品が出ています。

下記にリンクする「鋒味シリーズの茶餐廳クッキー」のコラムで、彼について少し書いています。

こちらは香港で購入したCHEF NIC’S COOKIEの茶餐廳シリーズ。

 

台湾限定のCHEF NIC’S COOKIE、箱の横幅はちょうどiPhone8Plusと同じくらい。大きすぎないので、まとめ買いしやすい。買い占めます。

 

1990年代の香港を知っている人なら、霆鋒の名前を聞くとあんなことやこんなことを思い出すと思います。香港で有名な映画俳優夫妻の長男として、デビュー前、生まれる前から注目されていた、スターになる運命を背負ってきたニコラス。

 

 

4月の香港フィルムアワードで映画「特警新人類」の4人がそろい、大興奮。

彼は人からいろんなことを言われるし、このシリーズのことも何かというと槍玉にあげられています。でもさ。霆鋒には、幸せになって欲しい。だから応援の意味でCHEF NICを買ったり食べたり、紹介したりしています。

香港と台湾のいいとこどりな「CHEF NIC’S 台湾限定」

 

「港式」は「香港スタイル」という意味。
台湾のレストランや食堂に「港式」とあれば、香港スタイルの飲食店です。台北にも港式の茶餐廳や冰室が増えてきて、結構人気です。

CHEF NIC’Sのドリンク。台湾で販売されるのは、コーヒー紅茶テイストの「鴛鴦」と香港式ミルクティー「奶茶」。鴛鴦は最初にミルクティーの香り、それからコーヒーの味。甘さほどよく、これは癖になる。美味しい。

 

台湾より香港で暮らした年月が長いせいか、私は「港式」に関してはこだわりや意見が、標準値を超えているかもしれません。

「シェフの都合が良かったら、挨拶をさせてちょうだい。」

とスタッフに伝え、怪訝そうに現れたシェフに握手を求め広東語でおしゃべりが盛り上がることもあれば、他の人が「美味しい」と言っても、もう二度と来ないと決めた店もある。

台湾で「日式料理」の看板を掲げる「なんちゃって和食レストラン」を日本人が警戒するような気持ちに近いものがあります。

「CHEF NIC’S」の限定シリーズは、「台湾と香港のいいとこどり」。大変よろしいと思いました。

「三杯」と「麻辣」の2種類。麵はこんなに長くはない。

 

無添加無着色の麵とソースだけのシンプルなもの。ソースはしょうが、黒ゴマ油、青ネギ、九層塔(台湾バジル)の台湾風味。私は好きなお酢を少し足しました。酢とごま油、葱マシマシで本当の台湾まぜ麵に。うまし。お好みでお肉や野菜、たまごなど具材を沢山載せて食べても美味しい。

 

 

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クッキーはストレートティーと楽しむのがおすすめ。私は台湾日月潭紅茶と。とても気に入りました。セブンでCHEF NIC’Sの棚が空になってたら、私が立ち去ったあとかもしれません。

 

CHEF NIC’Sと台湾のコラボ、限定と言わず、通年商品にしてほしいなあ。

翌日クッキーを買い足しに行ったセブンイレブンのレジの女の子も「これ、すごく美味しいよ」と笑顔で言っていました。

 

※情報は掲載時のものです。限定商品は期間後販売終了する可能性もあります。




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mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|