コロナ禍で、国際郵便遅れ気味。日本から台湾へ、以前は3日前後で届いた手紙や小包をDHL、EMS、普通郵便で何日かかるかの記録。
「航空便が無いから、いつもより時間がかかる」
東京から台北へEMS送付を頼んだ家族は、郵便局の方からそう説明されたそうです。
コロナ禍で人が行き来できない分、手紙や荷物のやり取りが増えたかもしれない。けれども航空便は減便されている。
こんな状況だし、仕方ないよね。
これまでは、日本から台湾には早ければ二日くらいで届いて「受け取ったよ、ありがとう」と連絡すると、相手が「もう？！はやっ」と驚くまでが、国際郵便の楽しみでした。
今となっては、届きさえすれば御の字です。
コロナ禍で、日本から台湾への国際郵便に何日かかるのか？
追跡番号を日本郵政のサイトに登録し、台湾へ届くまでの日数を記録しました。
Contents
日本（東京）から台湾（台北） EMSで発送した書籍が届くまでの日数
前段：Amazon Japanから海外発送できない書籍
■Amazon Japanに海外発送で注文したかった書籍、「この住所にはお届けできません」表示。
※決していかがわしいものではありません。Twitterでフォローしている湊文さんの漫画「猫の菊ちゃん」が今年書籍化された時も、喜び勇んで紙の本を取り寄せようと思ったら「お届けできない」表示にぶつかりました。今まで書籍ではこんなこと一度もなかったから、「コロナめ…」と泣く泣く電子書籍で購入。
■転送をお願いする相手に許可を取ってから、改めて届け先を都内に変更。
■９月10日（木）深夜 オンラインでアマゾンに注文
■９月12日（土）午後、都内に配達完了
受け取りが週末の夕方、週明けに郵便局からEMSで台湾へ転送してもらいました。
ブツが日本にある間は日本郵政、国際交換局から発送後は台湾の中華郵政でチェックします。
日本から台湾へのEMS配達タイムテーブル
| 日時 | ステイタス | 郵便局 | 場所 |
| 9/14（月）16:30 | 引受 | 新宿区内 | 日本 |
| 9/15（火）06:19 | 国際交換局に到着 | 東京国際郵便局 | 日本 |
| 9/15（火）06:20 | 国際交換局から発送 | 東京国際郵便局 | 日本 |
| 9/15（火）20:02 | 国際交換局に到着 | 台北郵件中心包進股 | 台湾 |
| 9/15（火）20:28 | 国際交換局から発送 | 台北郵件中心包進股 | 台湾 |
| 9/16（水）09:48 | 投遞成功 | 台北郵局快捷投遞股 | 台湾 |
はやっ！
と思わず叫びそうになりました。
東京から台北へのEMS、発送の翌々日に到着。２営業日はコロナ前と変わらないスピードです。
午前中家でしていた仕事が一段落してから中華郵政のトラッキングをチェックしたら、「投函に成功しました」となっていて慌てた。とるものもとりあえずロビーに降り、日本からの届け物に興味津々の管理人さんからワナワナと受け取りました。
私が台北で住んでいるアパートはコロナ前から、すべての届け物が管理所止め。猫のトイレ砂など重いものも、管理所で受け取りのサインをして自分でエレベーターに積み込み、部屋まで運びます。
フードデリバリーだけは今まで各戸口へ届けてくれていたけれど、コロナ後はこれも管理所止め。外部からの配達員はアパートの中に入れない規則ができていました。最近はフードデリバリー専用のワゴンが置かれているので、そこに置かれたものを自分でピックアップする流れになりました。
しかしガスや水道、内装工事の人たちは、マスク無しで普通にやって来るので、ドキドキします。
国際郵便のトラッキングには時差あり
私がEMSを受け取った時点で、日本郵政のトラッキングにはまだ反映されていませんでした。
日本の国際局から発送後、投函までの最新情報は現地機関でのトラッキングがお薦めです。
リアルタイム追跡を楽しむため、両サイド駆使しましょう。
日本と台湾の郵便追跡サイト
日本郵政：郵便追跡サービス
中華郵政：國際及大陸各類郵件查詢
国際郵便の遅延、台湾も例外ではない？
日本郵政のサイトで国際郵便物の差出可否早見表（2020年9月11日現在）を見てみると、台湾には遅延に関する備考欄の記載がありません。しかし多くの国で
郵便物のお届けに遅延が生じます。また、配達は非対面の方法等で行います。閉鎖地域の郵便局は営業を停止します。
などの記載がありました。
日本郵政「国際郵便物の差出可否早見表（2020年9月11日現在）」より
韓国にはさらに
（遅延）航空機の減便等により運送スペースが不足していることから、航空機への搭載に2～3週間程度の期間を要します。
という記載もあって、かなりの遅れが出ていることがうかがえます。
しかし台湾は備考なし、元々無くなっていたSAL便以外、船、航空便扱いともに「〇」がついている。
それでもやはり、遅延の可能性があるのでしょうか？
「航空便が無いから遅れるかも」
と郵便窓口の方が正直に告げてくれた通りなのか、日本郵政のトラッキングを見ていても、投函後「国際発送局」に行ってから、しばらくぴくりとも動きませんでした。
台湾・中華郵政のトラッキング
念のため台湾の中華郵政公式サイトでトラッキングしてみると
※受新型冠狀病毒肺炎(COVID-19)影響，郵遞時效均大幅延誤。
コロナで郵便はおしなべて大幅に遅延しています。
という注意書き。これは発送国に関係なくデフォルト記載かもしれない。
しかし中華郵政でも、日本郵政が表示する内容と誤差はありませんでした。
コロナの影響下、「国際交換局から発送」後何日で届くのか。
これまでの経験では、Amazonで注文した書籍は２～４営業日で台北に届きました。追跡を見ると刻一刻と動いているのがわかって、
「飛行機乗ったみたい」
「ようこそ台湾へ」
「近所の配送所にいるー」
「なんなら取りに行きましょうか？」
とリズミカルにワナワナ、楽しくチェックしたものです。
でも今回、Amazon Japanでは台湾へ直接発送ができませんでした。なんの支障もなく、欲しいものを直接取り寄せていた去年の今ごろが懐かしい。
台湾へのダイレクトではなく一旦日本国内に受け取り、そこから転送してもらう、ひと手間かけました。
2022年の実績 東京ー台北間 DHLは2日、普通郵便９日、年末のEMSが５営業日
台湾では税関に実名登録が必要になりました。
登録したアプリに「お知らせ」が出たので、東京発のDHLが向かってきていることが事前にわかりました。東京を出てなぜか香港経由で台北へ。DHL、コロナ禍で東京ー台北（香港経由）が二日で届いています。
1月31日に東京を出た一般郵便は2月18日に届きました。間に春節休みが9日挟んだから、実質９日と考えましょう。
ちなみに、21年12月に台北から日本の神奈川県へ送ったEMSは、５営業日で届きました。
タイミングやエリアにもよるので一概にこの日数を担保とは言えません。あくまでも目安ですが、コロナ禍で急ぎの場合はDHL、と実感しています。
台湾の郵便に関するコラム
SNSでリアルタイムに話せるツールは増えたけれど、郵便で実体が届くのは、やっぱり嬉しいもの。海を越えるのがこんなに大変でありがたいことだと実感できたのは、コロナ禍における不幸中の幸いかな。
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https://mimicafe.net/diary_08nov2020/
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