6月になった途端、いきなり気持ちが晴れ晴れとしました。5月の長雨があがったから?端午節の市場、菖蒲やヨモギ、粽を包む葉の清々しい香りや果物の彩りのおかげ?
台湾は今日から端午節の3連休。
この時期は、街の市場に魔除けの懸香草や菖蒲湯に使う沐浴剤が並びます。
菖蒲とレモングラスの青くさわやかな香り。足湯にしたり、お湯を浸した温タオルをつくって顔や手足を拭くだけでもとてもさっぱりする。
6月に入ったらなぜか心身ともに清々したみたい。気のせいかな?
5月の長雨がやっと止んで、6月1日の朝に目が覚めて明るい日差しを見た時、視界も頭の中も細胞も開けるような、とても良い気持ちになったのよね。なぜだろう?不思議だけれど、6月に入った途端、嬉しい心地に切り替わっていました。
小鳥とお花のソープディッシュは、高雄中央公園英迪格酒店で。
客室で使われているのがあまりにも可愛いくて、売ってもらえないかとお願いして、未使用のものを3枚購入。うち2枚は、日本の友達に送りました。
端午節の市場は夏の果物が色とりどりに並んで、あれもこれも欲しいと心が踊ります。普段は見かけない粽のお店もあちこちに。南部粽と北部粽、どちらが好みか美味しいかと、台湾では毎年論争が巻き起こっているようです。南部のは柔らかくてお粥喰ってるみたいだという人もいれば、北部はただの油飯巻いただけでしょと鼻で笑う人もいて、これは南北戦争だと粽の美味しさで言い争ったり、粽のカロリーの高さに震えあがって、一個分消費するには何時間歩くかリストが出回ったり、台湾の平和がずっと続くといい。うちの近所の市場では、土のお店も北部粽をくるむ葉は淡い色、南部粽は濃い緑と色分けされていました。どっちが美味しいと思う?有名なお店のは食べた?と尋ねられても、私は結局友達のおばさんが作ってくれた粽がおいしくて感激したので、これ以外は、どうでも。という感じ。
「友達の家の粽が忘れられない」という台湾で生活する外国人、何人かかいました。
粽を食べる楽しみは、温めて紐をほどき、開いたときに広がる笹の葉の香り。
迪化街に粽を包む葉を扱うお店があって、何気なく通りかかるだけで、良い香りにふと足をとめ、振り向いてしまいます。
台湾の端午節コラム
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