台湾産カカオを使ったチョコレート「福湾莊園巧克力Fuwan Chocolate」をお取り寄せ
インターナショナル・チョコレート・アワードのアジア太平洋地域予選「ダークチョコレート部門」で金賞を獲得、10月のロンドン世界大会に出場するとニュースを見て、チョコホリックなわたくしは早速、製造元へコンタクトしました。
インターナショナルチョコレートアワードのサイトから
Asia Pacific Competition 2017 – Winners
‘Best in competition’ overall winners
Plain/origin dark bar categories
Gold: Fu Wan Chocolate (Taiwan) – Taiwan No.1 62%
公式サイトから通販が可能ですが、件(くだん)のチョコレート「台湾1號62%」は入荷待ちになっていました。そこで、予約はどうすればいいのん?と電話で問合せ。
「来週の金曜日には入荷するので、電話しますね」
一週間後か、待てます、待ちます。
「他には何か要りませんか?」
郵送代もかかることだし、せっかくだからほかの物も頼んでみましょう。
「台湾らしいものでお勧めはありますか?」
「恒春の海鹽を使ったものはどうですか?」
「いいですね、それもお願いします」
「あとは、台湾黒糖もありますよ」
「いいですね、それもお願いします」
結局、その二日後には再度電話があり「入荷しました。今日出荷してもいいですか?」「もちろんです」予定より早く、届けてもらうことができました。
福湾荘園は台湾南部、屏東にあるリゾートホテル。屏東は、マンゴーの産地としても有名な場所ですね。
ホテルにカカオ農園も持ち、オーナーはチョコレート鑑定士でもあるのだとか。
南部の人は奥深いな……。物凄いなと思います。
このデザイン、ちょっと台中の宮原眼科のチョコレートパッケージにも似ているような気がする。
チョコレートは艶やかな、板状。最近は小さく食べやすい形に加工したものが多いけれど、このような形状は本気のチョコレート喰いへの正しいアプローチであると再認識しました。ひとつ約50gなので大きすぎず、値段の割には小さいと感じるかもしれないけれど、スペシャルな感じはあるかな。
カカオ62% 台湾1號屏風東内埔チョコレート。
アジア予選金賞のものから。濃厚で、ざらっとした感じが意外でした。量産型ではない、同じ国土の地続きのところから来たワイルドさが、パッケージの繊細さにくるまっているバランスが面白い。
カカオ70%、台湾2號恒春海鹽チョコレート。
恒春も、南部の海沿いの街。塩が採れるのか・・・と口に入れた瞬間に「しお!」と驚きます。本当に鹽味。チョコレートの深い甘さが引き立つ・・・というより、チョコレート味の塩食ってるような気分になりました。これは夏の塩分、糖分補給に良いと思うよ。溶かして、塩チョコレートドリンクにしたら美味しそう。でも、勿体ないから溶かしません。変に癖になりそう。
カカオ70% 台湾3號 芝焼黒糖チョコレート。
今回買った中で最も、びっくりしない、穏やかなチョコレートでした。子供も大人も、一番食べやすいと思います。黒糖のきゅんとくる甘さを想像していたけれど、そこまで存在感は露わではなく、カカオと自然に溶け合っている感じ。上記二つにくらべて癖がないので、お勧めしやすい一品でした。
他にもドライフルーツのものや桜エビなど、台湾の特産物との組み合わせなど、たくさん種類がありました。
台湾産のカカオで作ったチョコレートに興味のあるお友達へのお土産には、パッケージやストーリーも含めて、十分対応できると思います。
なにより、自分たちで作って頑張っているひとたちを応援したい。
公式サイトからの注文か、直接電話などで問合せを。電話対応、とても感じよかった。
福灣莊園巧克力Fuwan Chocolate
東港鎮大鵬路100號 088351555 09:00-18:00