「 ユニクロのある街から 台北」LifeWear magazineで大好きな店や場所を紹介しました。日本語と英語、台湾では中国語版も、世界中の友達に読んでもらえる!
台北の特集は、21年に忠孝東路の明耀百貨でユニクロのグローバルシップ店がオープンしたタイミングでした。以前POPEYEの台湾特集でご一緒したフォトグラファーの下屋敷和文さんが編集のご担当者を紹介くださり、あれよあれよという間に始まった台北特集の企画。
LifeWear Magazineが今までの台北特集と違っていたのは、読む人が台北を知らないかもしれないということ。
私はこれまでは日本むけに、ある程度台湾のことを知っている、リピーターや初めての人はいても、少なくとも台湾がどのあたりにあるのかは知っている人たちに向けた取材の手配や、記事執筆をしていました。
でも今回は、世界中の店舗に英語翻訳付きの雑誌が配布される。手に取った人はもしかしたら「タイペイって?」と首をかしげるかもしれません。ドイツ人の友達のパパに紹介された時のことを思い出しました。
私が台北から来た日本人と知って
「タイペイ?……もちろん、知っているよ!」
礼儀正しく言ってくれたけれど、多分はっきりとはわかっていなかったとその表情から読み取れました。
友達やパパの暮らす街なら、ユニクロのデュッセルドルフやケルンの店舗へ行けるはず。彼らが手に取って読んでくれるのを想像し、彼らに台北を紹介するつもりで、記事を書きました。
それから、私自身が旅行者として台湾を訪れた時にかけられ、嬉しかった言葉も思い出しながら。
日本中の友達、ハワイやゲルゼンキルヒェン、バンコクやバリ島、それに台中や高雄の友達にも読んでもらえる。日本語で書いた記事が英語と中国語に翻訳されるのも貴重な機会です。国境のゲートが開いたら、旅してみたいとどこかの誰かが予定を立ててくれるといいなと思います。

取材に協力してれた台湾の方たち、みなさん本当に楽しそうで良かった。市場で声をかけたパイナップル屋台のお兄さんも「ユニクロ?!おれ大好き、今日も着てるぜ?!」とシャツの襟をひっぱってタグをみせてくれたんだけど、ちょっと違ってて、周りの人たちも大爆笑。「違った、ユニクロはあっちに置いてあるフーディーだ」「ちょっと取って来て、着てみて?」とリクエストしたけど「暑いからやだよう」と照れていました。

観光ガイドとも違うから、今までメディアに紹介するチャンスのなかったバーバーショップも登場しています。この店の匂いも音楽もなにもかも、台湾で一番好きな場所なのだけれど、男性向けの理髪店だからなかなか来る機会もなくて、取材に乗じてお店にいられたのは役得でした。
今の場所に移転前、紹介したブログです。

「LifeWear Magazine」の存在を知ったのは、村上春樹氏のインタビューが掲載さいれていたから。「すげー。」と驚き、Q15の答えを読んで「そうなんです。ほんとに、そうなんですよね」とうなだれて、「そうはいってもね」とぶつぶつ言いながらコーヒーを淹れ、「ほんとに、そうなのよね。」とがぶがぶ飲んだ記憶があるのです。バックナンバーの一部もオンラインで読めます。
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