迪化街で転んだ真夏日、平静を装って逃げ込みクールダウンした「Modern Mode Café」
数日後に控えた取材場所へのご挨拶や情況確認、散歩もかねて迪化街へ行きました。今年は暑い日が続いて、最高気温を更新したりと、台湾の夏は長いにしても、ほどがある。
暑さで判断力も体力も弱っていたのか、私はうっかりヒール高めのサンダルを履いてきていました。日頃「台北は足元が悪いので、歩きやすい履きなれた靴で」とアドバイスをし続けているのは誰のどの口か。しかも段差が多く、開発工事で車やバイクも多い迪化街。35度を越えている真夏日には、危険すぎました。
停まっているバイクや車の隙間を縫って向かい側へ渡ろうとした時、私はころっと道で転びました。幸い怪我はしなかったものの、人通りのあるなかで地面に両手を手をつく無様さというのは、精神的なダメージが大きかった。なのですぐさま、近くのカフェに避難しました。以前から入りたかった「Modern Mode Café」。
アンティークな喫茶店系カフェ
アイスラテを頼みます。最近多い、銀のストロー。エコなんですね。どうやって洗うのかな。液体の中でふわふわしないので、嫌いじゃないです。
お店の中も静かで、ジャズが流れていました。
可愛い系、コンクリート打ちっぱなしの実験室系、木材多めの男子工業系など、台湾のカフェは傾向がいくつかにわかれていると思います。
こちらのお店は外の真夏日が嘘のような押さえた照明。うすっ暗くて、でも怪しげではなく、新宿や神保町にでもあった古い喫茶店のような趣きがありました。
カウンターにノートパソコンを使っている男の子がいたのは、今時の事情かな。今度は本を持って来たいと思いました。転ばないようにヒール低めの、ローファーで。
お向かいもなんだかよい感じ。デザイン会社のようでした。古い建物で冷房が効きにくいのか、屋根の上に打ち水をしていました。風情あるなあ。お隣では甘いものを売ってる。今度ゆっくり来てみましょう。
迪化街の北側、好きです。
Modern Mode Café
台北市大同區迪化街一段278號
02 2557 1083
11:30-20:30
※店舗情報は訪問、掲載時のものです。お出かけ前に営業状態をご確認ください。