香港の九龍サイド、佐敦に住んでいた頃、いつも行っていた新填地街の市場。屋台の店がずらりと並ぶ歩道の上、金網越しに見えるのは「波記咖啡」。
香港で写真集の撮影。朝のロケハンのため再びこのエリアに舞い戻って、まずは朝食を食べました。熱奶茶、香港式熱いミルクティーと、馬拉糕(マーラーカオ)。広東語では「マーライゴウ」。
ミルクティーは濃厚で、そのままでも美味しい。朝の体を揺り起こしてくれる優しいパンチ力がありました。
蒸したての馬拉糕は弾力があってきめ細かく、甘さほのかで、決して軽くない、でも重すぎない。
香港の伝統的な朝食は、香港そのもののようです。
7時前、他のお客さんは点心や腸粉などをつまみながら新聞を読んでいました。香港の下町の朝の様子は、相変わらず、変わらない。ほっとしました。
店の近くに猫たちがいました。
うちの猫はここの近所で生まれたようで、公園でひとりぼっちで鳴いていた。この子たちはどこかでうちの猫と親戚繋がりなのかなあと考えてしまいます。
波記咖啡(ポーゲイカーフェー)
油麻地新填地街35-39號新填地街熟食小販市場地下1-2號檔
06:00-15:00 点心は14時前には売り切れてしまうとのこと。
追記:新填地街熟食小販市場は2022年第四四半期で閉鎖予定。
在りし日のインタビュー動画が残っていました。
香港奶茶研究所
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