「台湾でデトックス」。火鍋やフレッシュなフルーツと野菜のジュース、漢方系の青草ドリンクに亀ゼリー、コンビニで買える即効性のある薬……「これは効いた」ものを体験からの紹介と使用上の注意やアドバイスをまとめました。旅行中には辛い便秘解消のヒントにも。
コンビニの棚を見ていて「そういえば、便秘が辛いとこっそり泣きついてきた子にそっと勧めたこの薬、効いてよかったなあ」とふと思い出すことがありました。台湾で一緒に街を歩いた人たちの顔が、次々に浮かんできますね。滞在中元気に動き回っているようで、実はデトックスが上手くいかず苦しんでいる人は結構います。薬が効かなかった人も台湾らしい食べ物がよかったケース、足裏マッサージですっきりした人……。
みんな元気かな。また台湾で会えるといいな。
その日が早く来るよう願いを込め、「いつかまた行く台湾」に備えて、「旅行中の便秘解消のヒント」をまとめてみました。
※漢方や市販薬には妊娠中・授乳中の方やお子様には不向きなものもあるので、摂取しないように注意してください。
※紹介内容は、私個人と周辺の人たちの体験に基づくものです。個人の体調や体質に注意し、無理のない範囲で参考にしてください。
Contents
繊維たっぷり野菜と果物フレッシュジュース
いきなり薬に頼りたくない、旅行中の胃腸を、台湾ならではの美味しいもので整えたい。そんな方には、野菜や果物のフレッシュジュースがおすすめです。
繊維や酵素が効きやすい体質なら、セロリやパイナップルを取り入れてカスタムメイドのフレッシュジュースに。ついでに果肉が濃い紫色のドラゴンフルーツやビーツを入れておくと、「効くまでの時間」を色で確認でき、わかりやすい。
親しい友人同士でしか話さないことですが、ピンクドラゴンフルーツが排泄され「ついに痔主デビュー?!」「私の大腸に何が!!」と青ざめてカタガタ震える経験は、わりと珍しくないことです。もしそれを体験したなら、(台湾ならではの思い出。びっくりしちゃったなーもー)と、胸にしまっておいてください。
チャイニーズハーブ、アロエドリンクと亀ゼリーで攻める
せっかく台湾に来たのなら、漢方系で攻めてみたい。
そんなチャレンジャーズは、漢方系ドリンクスタンドやアロエジュース、広東系の亀ゼリーに頼ってみましょう。
急激に効いたり全然反応しなかったりと、人によって様々だけれど、漢方を処方するほどでもない、チャイニーズハーブを試してみたい方にはお薦め体験です。
体調によっては「アロエ」、即効性あり。要注意。休憩できる周辺施設やスケジュールを確認してから飲みましょう。
麻辣火鍋で刺激と野菜たっぷり
辛いお鍋で野菜たっぷり。麻辣火鍋も、台湾ならではの美味しい胃腸対策が期待できます。
火鍋のスープに含まれるエキスで、胃腸やお肌の調子が良くなるという人もけっこういますね。私の場合、あるお店の火鍋を食べると翌日は頭がキレッキレになるジンクスがあります。何よりも楽しいのは、「これ食べた?」「次いきます!」とみんなで鍋を囲んでお喋りしながら食べることかな。火鍋の後は身体も温まり良く眠れるので、旅行中の食事に一度は組み込むのをおすすめします。
足裏マッサージでゴリゴリと胃腸を動かす
台湾に来たら毎日通うという人もいる、足裏マッサージ。飛行機移動のむくみや、歩き疲れた足の手入れにも効果があります。
実は私、少しだけ足裏マッサージを習いましたの。産毛も生えそろわない素人レベルで、熟練のプロのように病気を見つけることはできませんが、足裏で胃腸の状態を示す箇所がゴリゴリと固かったら「便秘してる?」とわかります。ゴリゴリとカタマリを揉み解してあげたところ、翌日「すっきりした……」と言われました。
足裏マッサージで集中して揉み解してもらえば、むくみや疲れとともに、便秘も解消されるかもしれません。
薬局で手軽に買える新ビオフェルミン「欣表飛鳴錠」
日本のトラディショナルな整腸剤「新ビオフェルミン」は、台湾でも薬局やドラッグストアで「欣表飛鳴錠」という中文名で扱っています。パッケージも同じなので、すぐわかります。消化不良や下痢にも効果があるので、食べすぎた!という時にも安心ですね。
コンビニで買える顆粒の整腸剤「暢快人生」
実は私の胃腸、あまりビオフェルミンが効きません。繊維質の野菜やジュースにも何の反応も起こさない鈍感な胃腸ですが、同じようなパターンの人も「これ効いた」と言うのが「暢快人生」。台湾のコンビニで買える顆粒状の整腸剤です。薬局などでは大箱で売っていますが、コンビニなら50g3本入りで69元と、まずお手頃。
これは日本味王という台湾の会社が日本の技術を授権して台湾で製造していて、フレーバーや「強度」は4種類ほどあるみたい。コンビニではグリーンの「キウイ」とピンクの「ローズヒップ」をよく見かけます。
キウイ・フレーバーが最も穏やからしいので、ここから試してみると良いでしょう。
キウイ味といっても酸味がキツイこともなく、水があればさらっと飲める。数時間でゆるやかに効いて、下剤のような急激な差し込みもないみたい。旅行中にお腹が痛くなったり、青ざめてトイレを探すのは辛いもの。ジューススタンドが開いていない時間帯にも24時間営業のコンビニで買えるし、辛い物が苦手、マッサージは嫌いな人向けの「最終兵器」に。
※妊娠中や授乳中の方、0~6歳のお子様は使用しないよう注意してください。
個人的に避けたほうが良いと感じるもの
私の場合、ミルク系のペットボトルドリンクが旅行の天敵です。とくにミルクティー系を飲むと、胃腸の硬直を感じてしまう。日本へ一時帰国して飛び込むコンビニ、目新しいものを見ては「あら新製品」「これ美味しい」と調子に乗って沢山飲んでしまうと、もうアウト。なぜなんだろう、乳化剤?糖分過多?
個々の体質によると思いますが、台湾でも日本製や台湾製のミルクティーのペットボトルは、飲み過ぎないように気を付けています。本当は、とても好きなんだけどね。お酒を飲んだ後は特に、深夜のコンビニにふらふらと入り、ミルクティーのボトルを買ってしまうんだけどね……。
一番大切なのは適度な運動と水分補給、胃腸を冷やさず、バランスよく三食食べること。でも、旅行中は、日常とは異なる行動パターンや食の楽しみがあるので、普段ならあり得ない胃腸のトラブルも起こりがち。個人差もあるのでどれが効く、何が正しいとは言えないけれど、台湾旅行中のトラブル解消ヒントになればと思い、いくつかのパターンを紹介しました。
辛さやモヤモヤ、体調不良は持ち帰らず「現地解散」して、台湾で過ごす時間を快適に楽しめますように。
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