海外から日本への帰国時に必要なのは「VISIT JAPAN WEB」の検疫手続ファストトラック画面の提示！

MySOSが廃止され日本への入国・帰国も楽になった…と思ったら違いました。
日本入国者は日本人も赤ちゃんも、VISIT JAPAN WEBの登録と「検疫手続ファストトラック」の提示が必要です。

登録方法と帰国時に必要な動作をまとめました。
旅行帰りの急いでいるとき、疲れているときに余計な手間や時間がかからないよう、必ず事前に登録をしておきましょう。

※2023年2月の情報です。日本入国時の必要動作は航空会社のHPなどにも記載されているので、最新情報を確認してください。
※2023年2月、健康カードの配布は簡略化。河野デジタル庁大臣Twitterより。
※2023年4月より、Visit Japan Webで免税店での本人確認も可能に。消費税免税制度改革のお知らせ（国土交通省観光庁サイト）
※2022年12月28日仕様変更、シンプルになりました。登録は必要です。

VISIT JAPAN WEBに登録

①VISIT JAPAN WEBアカウントの作成（メール登録）https://www.vjw.digital.go.jp/main/#/vjwpco001

②パスポート画像登録（数時間で可否の連絡がメールで届く）

③旅行予定を作成（日本帰国日ごとに作成が必要です）

④氏名や連絡先等の資料を登録

⑤ワクチン接種証明か、陰性証明を登録

検疫手続の登録が完了するとこのような画面になります。
これを日本到着時、飛行機を降りた瞬間に提示しましょう。
せっかく登録しておいても、スタッフが確認できなければ検疫エリアへ飛ばされてしまいます。

日本に帰国時、飛行機が到着したらすぐにすること

①飛行機が空港に到着、携帯電話使用可能のアナウンスがあったらすぐにスマホにスイッチを入れて立ち上げ、インターネットやWi-fiにつなぐ。

②VISIT JAPAN WEBのサイトにアクセス・ログインして「検疫手続（ファストトラック）」を開く。（ログインIDのメールアドレスとパスワードを忘れないで！）

③飛行機を降りると検疫スタッフに取り囲まれるので（2023年1月現在）、登録済のログイン画面、またはあらかじめ印刷した紙か、スクリーンショットを提示する。

この画像をすぐ提示できないと、有無を言わさず検疫登録会場（とてもとても遠い）に飛ばされます。飛行機が到着したらすぐに準備をはじめましょう。

詳しい手順、詳細は
「日本へ入国・帰国する皆様へ（厚生労働省ページ）」
で確認を。https://www.hco.mhlw.go.jp/

VISIT JAPANWEB 事前登録で旅を円滑に締めくくる（2023年1月更新）

ひとつのページで同伴家族全員分の登録も可能。赤ちゃんも、日本入国者はひとり１登録が必要です。ただでさえお子様連れの帰国移動は大変な労力だから、スムーズに入国できるよう事前準備を強くおすすめします。（※2023年1月現在の状況です）

日本到着の6時間前までに完了させる。しておかないと帰国時の空港で入国審査へ進めない。
登録時、パスポートやワクチン接種証明書類のアップロードと承認のタイムラグがある。旅行出発前に余裕を持って行うのが望ましい。
MySOSには紐づけされていない、全くの別物。
アプリではなくウェブ。画面のスクリーンショット保存やブックマークを忘れずに。
飛行機を降りる前にスマホ立ち上げネットにつなぎ、VISIT JAPAN WEBを開く。
Wi-fi確保できない非常事態に備え、登録画面のスクリーンショットを出せるようにしておく。
またはカラー印刷した紙をパスポートと一緒に手元に用意する。※せっかく登録しておいてもすぐに提示できないと、未登録とみなされて遠くへとばされるケースもあるそうです。

MySOSほど周知されていないこのWEB。知らなかったという方も多いようです。いつまで継続するのかは不明ですが、海外旅行を予定している方はデジタル庁、厚生労働省等の最新情報を確認してください。

羽田空港の税関部分についても、３月から入管直後のエリアにキオスク端末を配置します。また、有人カウンターにはQRコード読取装置を既に増設しました。さらに端末へのアクセスをフォーク型の行列に変更します。これで紙よりも速く通過できると思います。羽田に帰国された方、実情を教えてください。

— 河野太郎 (@konotarogomame) February 10, 2023