台北生活の日記

「もー、志村ぁ」台湾の街を撮って志村けんさんが映り込むたびに笑ってた

志村けんさんが新型コロナウイルスに感染したニュースは、台湾や香港でも大きく報道されました。

 

香港で知り合ったとても可愛くて日本語が上手な女の子が
「見てください、わたしの宝物」
とこっそり差し出した「変なおじさん」のマスコット。
「どうして志村けん?!」
まじめで大人しい彼女の告白に私が驚くと、
「彼は面白いじゃないですか」
意外そうにされたことが不満みたいに、むきになってたっけ。

台湾で、観光地の写真を何気なく撮ってから
「もぉー、志村ぁー」
と笑うことが何度もありました。
台北の街のあちこちに今でも残っているJAAのポスター、志村けんさんと金城武さんが、しょっちゅう映り込んでいるの。人気店には他にも日本の有名人がたくさん訪れている。でも、ポスターが色あせても残されているのは「志村けんさん来店」が、お店にとって誇らしいからなのでしょう。

JAA・日本アジア航空は、かつて存在した日本ー台湾間を結ぶJAL系列の航空会社。今はJALとして日本と台湾を運行しています。

 

 

 

今日、志村さんの訃報は台湾でも大きく報道されました。台湾の友人たちも
「仕事にならない」
「子供の頃からずっと一緒だった」
と悲しんでいる。
台湾の蔡英文総統からも、「国境を越えて笑いと元気を届けてくれた」と日本語のお悔やみが届きました。

 

私はそんなに、志村けんさんの熱心なファンではなかった。ドリフターズなら加藤茶派。でも、桜田淳子さんやジュリーとのコントは大好きだった。綺麗な大スターたちがボケたおし、彼らに翻弄されるみたいなギャグも、志村けんが受け身のように見せて、ちゃんと彼が回していたなあ…。面白くて変なおじさんをみんなが大好きで、志村ー、後ろ後ろと子供たちが声を張り上げて大騒ぎして。

 

なんでこんなに悲しいのか自分でも不可解で、文字にしてみる。
みんなが悲しんでいるから?同じひとの面白い様子を、いろんな国の色んな町で観ていた記憶が暖かいから?ただ笑っていた子供時代の思い出を、あまりにも理不尽に突然に奪われてしまったような気がしたから?

 

壮大な仕掛けのギャグだったらいいな。
新型コロナウイルスが終息したころ、
びっくりした?
俺が死んだふりすれば少しは危機感持つんじゃねえかと思ってよう。
そういって、バカ殿姿で出て来てくれないかな。
「もー、志村ぁ」って、笑わせてくれないかな。

 

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mimi
台北在住のライター/コーディネーター。 長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|