台湾のカフェ

台北・松江南京「匠香房COFFEE HOUSE」住宅街・木の下の隠れ家

南京東路は大きな通り。人と車も多いので、敢えて一本裏の道、巷子を歩いていたら、ハードなお店が並ぶ一角の「匠香房COFFEE HOUSE」

「針」の看板を見て、鍼灸かしらと近寄ったらTattoのお店。ガラス越しに背中に施術されているお兄さんが丸見えでぎょっとしました。写真はお兄さんが奥に入ってから撮りました。

こちらは、バイク関係のお店かな。

小さな巷子を抜けると角に、カフェがありました。

近辺は公園を囲むようにしていくつか洒落た感じの店、有名店もあり、寄ってみようか迷ったけれど、結局どこにも入らなかった。

でも、このカフェの佇まいを見たらふらーっと吸い寄せられてしまいました。

営業は7時から18時まで。ご夫婦で開いていて、「子供たちが学校に行っている間だけ開けるの」とのこと。だから、土日祝はお休みです。

私が入った時はすでに18時になろうとしていて、ご夫婦はカウンターの中でなにやら楽しそうに、静かにおしゃべりをしていました。もう店じまいのつもりだったみたいで申し訳なかったけれど、快くコーヒーを淹れてくれました。持ち帰りにしたので、紙カップで。

 

「お姐さん、ここの人じゃないみたいだね」

台湾の人は、いきなり「なに人?」とは聞いてこず、まずはゆったり探りを入れてくることが多いです。

「はい」

ご主人の問いかけに答えると、今度は奥さんが

「香港人でしょう」

「香港に長く住んだ日本人です」

「どうりで、訛りがあるね」

香港や、他の国では「どこから来たの?」「どこの国の人?」とストレートに尋ねられることがほとんどですが、台湾でだけ「ここの人じゃないみたいだけど、どこの人?」と前置きしてからの質問をされます。

ここの人、どこの人。そのたびに、台湾の人たちはお客を迎えるのが大好きな反面、身内意識も強いと感じる。でも別にイヤな感じにはなりません。日本人には笑顔で優しい面を見せる台湾の人たちの、何かを察知するアンテナ、警戒しながらも穏やかに尋ねて来る様子、こちらが日本人とわかると警戒を解いてくれる流れに接するのは、いつも興味深いと感じます。

 

「店じまいのところに、すみませんでした、ありがとう」

お礼を言うと、

「またゆっくりいらっしゃい」

穏やかな、仲睦まじい様子。もうちょっと色々話してみたいなあ。今度は朝早く来て、店先に座ってコーヒーを飲むことにします。

 

匠香房COFFEE HOUSE

台北市南京東路三段89巷五弄2號 02-2503-6968 7:00-18:00 土日祝休み

 

※掲載情報は訪問・執筆時のものです。ご利用前に営業状態をご確認ください。

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mimi
台北在住のライター/コーディネーター。 長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|