Twitterを開くと世界で色んなことが起きているのが見えるような気がします。そうは言っても、何がバズってどこで炎上しているかは、Twitterのアカウントを持っている人でも知らないことのほうが多いと、この頃思う。
炎上したり意地悪なことを言われたりした当事者は、その世界の中心で慌ててしまうかもしれないけど…ちょっとそのことを考えてみました。
Twitterユーザーの友達が
「TL(タイムライン)に愚痴や悪口、知ったかぶりの自慢ツイート、感じ悪い内容にいいねしているのが上がってくるのを見てしまうと、気分が悪い」
とぼやくのを聴き、私も
「わかる」
とうなずいたことがあります。
この頃はTwitterで「個人的な負の感情」を喰らってネガティブな気持ちになることは無くなりました。綺麗ごとやポエムで「うわあ」と鳥肌が立つこともない。友人、知人、抑制の効いた言葉を使う面白い人、客観性の無い愚痴や罵詈雑言を言わない人ばかりフォローしているせいだと思います。
自分のタイムラインを眺めてみると、朝はニュースから始まり
台湾、香港の出来事
猫、犬、生き物
町情報
面白い動画やコメント
レトロな建物や家具、雑貨
抑制の効いた企業の公式アカウント
そして友人や知人の近況。
夜になると、時差のある国のニュースが現地語で。
タイムラインはこんな流れなので、ひどいニュースに気分が悪くなることはあっても、特定の人の客観性の無い愚痴や意地悪、薄気味悪いポエムに触れることは、まずありません。
フォローしている人たちが、楽しく面白い、時にはっとなる言葉や写真で私のTLを作ってくれる。だから私も、自分のアカウントをフォローしてくれている人たちに「気分悪い」と感じさせないよう、気を付けています。
自慢や嫌み、客観性の無い意地悪な物言い、皮肉。そんな暴風雨がタイムラインの外で発生し、タイワンムラや近辺で大荒れの現象があったことに全く気付かずにいたことも何度かありました。数日たってから友達に「こんなことがあった」と聞かされて、驚いたりも。
現実の世界でも、自分の精神的健康のために意地の悪い人や怒鳴り散らす人を敬して遠ざけています。ましてや強制されているわけでもない、自由意思で作ったSNSのアカウント。わざわざ見ず知らずの人たちのいやらしい話しなど聴きたくないし、見たくもありません。ニュース性のないものなら、尚更のこと。
諸々の事情でフォローを外せないなら、申し訳ないけれどミュートする。誰それさん本人の投稿は面白いけどいいねやRTがうっとおしければ、それを表示しないように設定もできる。ここは逃れられない学校や職場、公共の乗り物ではない。無料のSNSを使わせてもらっているだけなのだから、そこで心と時間をむしばまれるのは本末転倒かな。
SNSでアカウントを作った時に、何を期待したのか。何がしたかったのか。それをもう一度思い出してみると、巻き戻しや組みなおしができると思います。
好きでもない誰かの動向を、興味本位や「情報のため仕方なく」チェックしない。
それだけでも眼から入る精神的ダメージは軽減されるし、タイムラインは自分で作れるものだと感じます。そこに現れるのは、自分が追ったものとそこから広がる枝葉や尾ひれの反映だったのかなと。
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