台湾のカフェ

台北のカフェ「腦咖 CAFFE BRAIN」が好きだから朝の南港へ行く

台北のカフェ「腦咖 CAFFE BRAIN」で朝のコーヒーを飲むために、南港へ

南港の某所で朝からロケがあった日。朝7時過ぎに初めて来る住宅街を歩いていると、小さなカフェの戸口から、香港のミニバスプレートに書かれた「腦咖」の文字が見えました。

早めに来たので、集合時間にはまだ余裕がある。今を逃したら、もうここには来られないかもしれない。朝のコーヒーならちょっと寄ってもいいかなと思ったのだけど、入ってみて本当に良かった。台湾でよくある檸檬コーヒーも、こちらは「Candied Lemon Coffee」と素敵なネーミングになっていました。

朝7時からオープンするカフェで、目覚ましのエスプレッソ。

暑かった日には、冷たくて濃厚なカフェラテを持ち帰りで。

台湾の古い家屋をリノベーションした小さなカフェ、工業系のシンプルモダンな一角も。

 

キャンディッド・レモン・コーヒー。
台湾ではレモンとお砂糖のコーヒーを「シシリアコーヒー」と呼んで、夏にはあちこちでよく飲まれます。私も大好き。こちらのお店では「砂糖漬けレモンコーヒー」と名付けて、たっぷりのグラスで。

糖漬檸檬咖啡・Candied Lemon Coffee 85元。 ネーミングが素敵。

 

こちらのお店は以前、信義區・世貿のほうで営業していたのだそう。店でコーヒー豆の焙煎もするために、今の場所に移ってきました。
香港のミニバスで、行先を掲げるプレートにお店の名前。香港のお友達が作って、送ってくれたものだそうです。

古い家屋の良さを生かしたカフェ。すりガラスの向こうは朝食専門店と繋がっています。

ブランチはお姉さんの店、カフェは弟さんの店なのだそう。中で繋がっているので、朝食はお姉さんの店で、コーヒーは弟さんにオーダーすることも可能です。お会計はそれぞれのレジで。

中で繋がっているお姉さんのブランチ専門店「CHEN’S BRUNCH」の正面入り口。

 

ブランチ店からカフェを見ると、こんな感じ。

 

「美式貝果 香焦花生培根蛋」70元。ベーグルのピーナツバターのベーコンエッグレタスサンドです。このボリューム、あご外れるかと思った。とてもとても美味しいよ!

 

バナナとベーコン、ピーナツバター。台湾的な組み合わせに「うわっ」と驚くかもしれないけれど、食べてみて。折りたたんだ玉子焼きと新鮮なレタスで厚みもたっぷりのベーグルサンド。ジューシーなベーコンと甘いバナナ、ピーナツの強い主張をフレッシュなレタスと香ばしいベーグルが全部受け止め、玉子が優しくくるんでくれるから!

 

Griffinさん(右)とFemiさん。物静かだけど情熱的なおふたりに会えるのも楽しみです。

 

カフェの中でゆっくり回る焙煎機。週に何度か行う焙煎の日にめぐり合えたら、コーヒーアロマに包まれるラッキーデー。

そして、店で焙煎された豆で、丁寧に淹れてくれたコーヒー。
慌ただしく詰め込むのではなく、力を蓄えて身体を目覚めさせる。本当の意味でのパワーブレクファストだなあと思います。
ここまできたら、ついでに南港の見どころは?カフェのGriffinさんに尋ねると「無いねえ」とあっさり笑っていました。他に行くところや見どころがなくても、いいか。美味しい朝のコーヒーと朝食のために、わざわざ南港へ行きましょう。

 

脳咖 CAFFE BRAIN 店舗情報 とアクセスMAP

住所:台北市南港區昆陽街58號
電話:02-2786-1285
営業時間:月-金 7:00~15:00、 土・日 7:00~14:00
URL:https://www.facebook.com/caffebrain/
Menu:「找諶 Chen’s Brunch」の営業は6:30~14:00

アクセス:MRT「昆陽」駅から徒歩3分

 

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mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|