院内集団感染者の中に、友達の知り合いがいた。
昨日、東京の病院で新型コロナウイルスの集団院内感染のニュースを知りました。私の出身地、中野にあるこの病院は以前家族もお世話になったし、友達の家族も中野にいる。友人たちや家族と「大丈夫か」「より一層注意して」とやりとりが頻繁になり、すぐ身近に来ているとぞっとしたものの、「大丈夫」「気をつけようね」とお互い言い合って、安心していました。
なのに一夜明けた今日、友達から「知り合いが江古田に入院していた。陽性反応だった」と報せが。どんな人か以前友達に聴いたことがあり「素敵だねえ」「見習いたい」と思った人でした。
集団やクラスターと聴くと、つかみどころのない、遠いところで発生した雷雲のようにも思っていました。怖いけど、触ったり近づいたりしなければ、こちらは無傷だと。でも、集団なのは状況のことで、人は一括りではなく、ひとりの人、それぞれの個であり、家族がいる。
病院で感染、入院患者には防ぎようがない。全く落ち度はないのに、ご本人もご家族もどんな思いをするか、第三者が想像をするのもおこがましいのではないかと震え上がる。ただ回復を祈り、願うしかありません。そして「これ以上感染が広がらないように」は、願うだけでなく、実行あるのみ。
毎日毎日、友人や家族とのやりとりはコロナのことばかり。街はこうだった、誰がこういった、バッカじゃないの?そんなこと言ってる場合じゃないよね、今はできる予防を頑張ろう。広げない、うつらない、うつさない。それは私たちにもできることだ。毎日毎日、同じことのループ。でもどこかで、遠い、知らない人のことだと思い込もうともしていた。
子供たちや若い知り合いにも、口を酸っぱくして気をつけろと伝えてる。わかってるよと返事は来るけど、私は安心なんかしていない。本当のところではまだ、わかっていないんじゃないか。私だって、まだ他人事だと思っていたから。
同じことのループの毎日。きまぐれに、使った人参や大根の頭を空き瓶の蓋に置いて水やりをしていたら、葉が伸びてきました。水をやり過ぎて腐らせるのも怖いと手加減すると、大根はすぐにぐったりしてしまった。慌てて水を足すと、生き返ったようにしゃきっと葉は固く伸びてくる。
これまで、いろんな植物をだめにしてきました。水をやり過ぎれば根が腐る。やらなければ枯れてしまう。弱ってきた電信蘭は、外に出し日に当てたら葉を伸ばし、色も濃くなってきています。
同じことのループでうんざりしても、続けなければならない。大切な人たち、彼らの身近な人たちが病気や不自由な生活で苦しまずに生きていけるために、私もうつらない、うつさない。毎日言い続ける。うるさいババアと子供たちに嫌われてもいい。でも、がみがみ真面目にいうだけでは聴く耳持たれないから、ふざけたスタンプを使って話しかけています。うるさくたって、今度会えた時にお小遣いでもやれば、あっという間に人気復活だもんね。その日が来るまで、毎日しつこく言い続けるよ。
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