台北生活の日記

台北で「どこ行ってた」と軽く叱られる安心感

 

ロケや一時帰国が続いて、しばらく台北を留守にしていた。
帰宅した翌日、いつも行く店を順番に回ると、どこへ行っても軽く叱られる。

 

市場の八百屋さんでは
「久しぶりじゃないかあっ!!どこ行ってたんだあ!?」

カフェでは
「お。久しぶり。どこ行ってたの?」

ネコのエサを買う店でも
「最近来ないから、どこ行ったんだろうって噂してたの!」

 

10日にも満たない不在なのに、「どこ行ってたんだ」とちょっとふざけた感じの強めな語気、笑顔で軽く問い詰められる。普段はされない、言われよう。

 

 

台湾はわりと穏やかで、あら久しぶり~と優しい接客が多いイメージ。でも生活の場になると、ちょっと踏み込まれる。軽くなじられるのは嫌いじゃないので、私もニヤニヤと対応して、春節の営業状態や、休みをどこで過ごすのか尋ねたり。

 

 

いつもの店、いつもの生活に戻った時のちょっとした儀式のようなものかな。この街に暮らす安心感を、また確認する。

 

ABOUT ME
mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|