台北生活の日記

台北で、縁起担ぎの亀ゼリー。「香港永春堂龜苓膏」と民生社區散歩

台湾中央感染症センターの定例記者会見で、メディアに亀ゼリーが振舞われました。

毎日行われる新型コロナウイルスの状況報告と質疑応答の会見で、なぜ亀ゼリー?デトックス推進?止血効果?

この日は感染症指揮センター設立から100日、新型コロナウイルス感染者が連続3日でゼロ。亀ゼリーの「龜苓」と「ゼロに戻る」の「歸零」の発音をかけた縁起かつぎだそうです。


今回のご用命は西門町・仁和堂のもの。多くの市民がこの会見を見ているので宣伝効果は抜群、あっというまに売り切れになったそうです。

台北にも何軒か亀ゼリーを扱う店はあるけれど、私はこちらに来て10年間、一度も食べに行っていませんでした。香港で続けて何度か食べても、排毒効果を感じなかったからです。涼茶を売る店で漢方のお茶はよく飲んだけれど、香港人の友達からは「外で買っても意味ない。自宅で炊いたものじゃなければ、効き目はないよ」と止めらることもあったな。

でも今日は、「ゼロに戻る」縁起担ぎ。台北散歩と銘打って民生社區のほうへ出かけたので、以前から存在は知っていた「永春堂龜苓膏」に寄ってみました。

看板は大きいけれど、小さな店内。先客が5人、常連なのか、縁起担ぎかな。

こちらの亀ゼリーは100元、160元の2サイズ選べます。これは小さい100元のもの。香港ではかなり大きく食べきるのがきつかったから、このくらいのサイズはありがたい。テーブルに置いてあるシロップを自由に使えます。

時節柄もあって、使い捨てカップで提供されました。

 

ハチミツ風味のとろみが強いシロップ「蜜糖」は、お店の人に訊ねると、蜂蜜100%ではないとのこと。少しかけただけでも亀ゼリー本体の苦味がかなり緩和されるので、シロップは最初から沢山かけすぎずに、様子をみながらお好みで。

 

亀ゼリーと聞くと怯む人も多いけれど、「食べてみたい」と興味を持たれることも多いです。
真っ黒のゼリーはほろ苦い漢方の味。それでも、口が曲がるほど苦いわけではないし、多分多くの人が恐れる「生臭さ」も感じません。甘いシロップをかけて食べるので、「ちょっと独特なコーヒーゼリーよ」と暗示にかかれば受け入れられると思います。

こちらで営業を始めて30年以上の老舗。全て台湾で作るのだそう。温かいのもある?と聞くと「レンジで温めるわよ」とのことでした。

ほかに杏仁露、龍眼凍(ゼリー)、冰糖蓮子、冰糖雪耳などの身体に良いデザートもあるので、妊娠中や生理期間の女性、生薬の苦味が苦手な方は、こちらのメニューのチョイスを。

 

香港では街のあちこちに、亀ゼリーを扱う店がありました。
香港で暮らし始めたばかりの頃、やはり体調に変化が出たのか、顔中吹き出物がひどくなってしまい、皮膚科へ行ったりしたけれど好転せず。友達に勧められて近所の小さな亀ゼリーの店に行ってみました。
店のおじさんは吹き出物だらけの私の顔を見て、亀ゼリー効果に期待してきたと察したのでしょう。
「亀ゼリーを一回や二回食べるだけでは、排毒効果はない。食べ続けなさい」
と教えてくれたっけ。

 

お店のある民生エリアは、散歩も楽しいところです。

 

香港永春堂龜苓膏 店舗情報とアクセスMAP

住所:台北市松山區民生東路五段186-3號
電話:02 2763 6207
営業時間:13:00~21:30(土曜のみ22:00まで)
定休日:不定休
公式サイト:https://dessert-restaurant-1454.business.site/
アクセス方法:MRT「南京三民」駅から徒歩11分
「富錦街」や「微熱山丘本店」なども徒歩圏内です。

 

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mimi
台北在住のライター/コーディネーター。 長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|