いきなり休み増えるってどういうこと?
これまでは中秋節の連休が終わるとあとは10月の国慶節のみ、年内の休日は土日だけとなり、仕事の状態と有給休暇取得のせめぎあいが恒例だった。
香港にいた頃は、クリスマス休暇があった。日本なら、体育の日や文化の日、年末年始のお休みもある。最初は戸惑ったものの、台湾の休日体制も自分で管理すれば良いと思っていた。
でも今年になって台湾では「突然の休日」が交付されるようになった。政治的な何かの要因のようなので、出所は詳しくは触れない。
9月には、台風17号の襲来と「突然のお休み」が重なったので、事前に国外の取引先への説明をしておいた。台湾らしいなあと思うのは、このような流れ。
新聞などの報道で、休みになるらしいと会社員がざわつき始める
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他社勤めの友人知人とLINEで情報交換
(うち休みになったよー)
(うちは出勤日にして代休とれるようにしたよー)
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社内で情報通を中心に、「非公式のすり合わせ」が行われる
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個々に着々と休みの準備(出勤、子供の預け先手配、プチ旅行の交通と宿泊etc)
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総務部からお触れが出る(公式)
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■急に休みにされてもこのくそ忙しい時にどうしろっていうのよ!
■前後も有給とって連休にしまあす
■急に連休って言われても航空券取れないし
■出勤します
■公務員と学校は休みじゃないってほんと?
■えっ、休みだったの?
・・・カレンダーにない突然の休日、交錯する情報に振り回され
結局それぞれの会社の判断で休みだったり、代休に振り替えたり、
そもそも休日に該当しない職場だったり。
台湾で暮らす知恵、情報収集という名の非公式のすり合わせ
情報が交錯、整理されないのは台湾のお家芸だと諦めている。
それでも成り立っているのは、民間レベルでは惜しみなく伝え合い、フレキシブルに対応できる国民性ゆえかな。
台湾で暮らすには、「非公式のすり合わせ」、とても大事です。
そんなこんなで、10/25(火)は光復節、翌週の10/31(月)、ひょっとしたら11月の半ばにも突発休日ができる可能性あり。
かといって、これらの休日が来年も適用されるかというと定かでもないみたい。今年はトライアルで、様子をみるとのこと。
2017年カレンダーももうそろそろ作らないといけないところも多いだろうし、早いところ決着すると良いですね。
そうだ、来年のカレンダーどうしましょう。
毎年某スポーツ選手と某サッカークラブのものを購入しているのですが来年のは11月頃公表されるのかな。