12月30日、いくつかの日本式忘年会を終えてまだまだ続く忘年会。
部屋の掃除、パソコンやスマホもクリーンナップして、このブログもちょっと手直しをと思ったら、不具合が出ているようで、各記事に紐づけしていたカテゴリーとタグがきれいさっぱり消えていました。細かい単純作業は嫌いじゃないので一個一個付け直したろと思ったものの、カテゴリー自体がつけられない状態になっています。なので、ブログトップのメニューバーから選択しても404の寂しい表示に。(※年明けに修正しました)
年末なので問い合わせるあてもなく、まあしょうがないなーとこのまま年を越すことになりそうです。
大晦日は台北なら花火を観に行くと思われがちですが、私は絶対にそんなことはしません。こちらにきて8回目のお正月、香港から通算したら人生の半分以上は日本にいませんが、日本にいた頃よりも除夜の鐘で鎮まりたいし、紅白を観たり年越しそばを食べたり、ジャニーズカウントダウンを観ている家族や友人からの「アンダルシア始まった」「オカケンいる」「シャッフルタイム」など、知らない人には意味不明なメッセージに笑うほうが落ち着くような気がします。
郷に入れば郷に従えとは言うものの、三つ子の魂百まで、DNAに埋め込まれた習慣や食べたいもの、心のありようは、そのまま自然にありたい。
今年は会社勤めを辞めて、フラフラとしていたものの、健康だったことは間違いありません。久しぶりに行った美容院で、髪も健康だし、顔つきが違っていると美容師さんに言われて、驚いたり嬉しかったり。物凄く良く眠ったし食べた。誰かの機嫌や都合で振り回されなかったし、無意味な張りぼてのような会議や書類は、ひとつもなかった。
安定した職業や身分が必ずしも心身の安定と結びついていなかったのは残念だけれど、人生の中ではそういうこともあるのでしょう。
2017年は香港に度々行く機会があって、数日の滞在で自分の顔つきがきつくなり、ちょっとしたことでピリピリ、強い言葉と態度に出てしまうことに戸惑いました。それでも、自分のできることを生かせる香港という場所、戻って来てほっとしながら暮らす台北という場所、両方の有難みを再認識する一年でした。
組織の加護、籠から離れて知り合った人たち。世代も生きる世界も違う人たちの光と影、選ばれし者の知恵と勇気、彼らを支えるひとたちの力強さと静かな熱さ。ほんの数日をご一緒するだけでも、目の覚めるような経験でした。
2018年はワールドカップもあるし、チャンピオンズリーグも久しぶりに現地のスタジアムで観たいな。いつかこの人と仕事をしたい、出来るようになりたいと願える人もいる。まずは健康を大切に、来年も家族や友達と穏やかに過ごせることを願います。
年末の夕方に、木柵のRuins Coffee Roasterで。外は少し寒かったけれど、いつ行っても心地よくて美味しいコーヒーとケーキ。
ここで出会った人たちをみていて、わたしも自由に生きることの重さと軽やかさを考え始めたのでした。
Ruins Coffee Roaster|Staycool, Stay free. 台湾のカフェで教えてもらったこと
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