久しぶりに出かけた台中の日帰り旅行。
これまではプライベートでも仕事でも、台中に着いてからは全て車で移動をしていました。台中では車がないと話にならないと思っていたから。
でも今回は友達と3人でMRTやバス、台鐵を乗り継いで気楽に動き、改めて台中の面白さの中をゆっくり歩きまわることができたようです。
台鐵・台中駅から歩いて行ける、レモンケーキが有名な一福堂。昔風のお店、他のお菓子も軽やかで品のいい味でした。
お店は数年前火事で焼けてしまい、今は仮店舗。その現場の向かいにあった、レンガと椰子の木のセブンイレブンが、とても好きでした。すぐ近くに宮原眼科や第四金庫、綺麗なお店がや老舗がいくつもあってそこへ行くのも楽しいけれど、私はここを世界一セブンイレブンとひそかに名づけ、自分の中で記録していました。
でも今はもう、セブンイレブンは抜けて、空になってた。
また別の何かが入るのかな。
台中駅の古い駅舎は残したまま新しい建物が出来ていたけれど、もっと驚いたのは、夜市に行こうと降りた「豐原」の変わりようでした。
「豐原の駅を覚えている?」
以前の同僚に尋ねると
「覚えてるよ」
この駅から、車でマンゴーの検疫工場へ行ったのです。
「何の変哲も無い駅だったよね?」
「そうだね、普通の田舎の駅だった」
「見てよ」
生まれ変わった駅舎の写真を差し出すと、
「何のために?」
ひどく驚いていました。
まるでスタジアムみたいだと。
駅から歩いて行ける「豐原廟東夜市」は思ったよりも短くて狭く、でも地元の人たちの活気があって、可愛い場所。
昼にたっぷり食事をしたので夕方になってもつまむ余裕はなく、金樹氷果室でグアバとレモンのジュースを飲みました。ここはパイナップル氷が有名だけど、グアバのネクターが素敵な500CCグラスになみなみと、感激。
本屋さんでうさぎ連れの女の子たちに出会ったり、台北ではあまり見ない花を眺めたり。日帰りで気楽に行ける台中は、台湾中の人たちがいつか住みたい街だと思うこと、公共の乗り物を使ってみてようやく「なるほどそうかもしれない」と実感できるようになりました。Youbikeもあちこちに設置されていたから、今度は自転車で路地から路地へ、回ってみたいな。
台北から日帰り旅行コラム
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