台北のカフェ激戦区中山エリアで、安定の「Libo Cafe」
台北に来た方が驚くのはコンビニとカフェの多さではないでしょうか。私の住んでいるエリアでも、アパートから徒歩3分圏内に7軒のコンビニ、6軒のカフェがあります。
普通の住宅街でこうなのだから、ホテルやレストラン、お洋服やお菓子の店に企業ビルと、ビジネスや観光で賑わう「中山」エリアは、カフェと美容院の激戦区。「林立すること、雨後のたけのこの山の如し」の相を呈しています。
そんな中から立ち寄るお店を選ぶ基準は何か。味や技術、価格、雰囲気、営業時間が自分の生活ペースにはまるかも重要です。
男子系カフェ、最初の曲がロカビリーだった
Libo Cafeに入ったのは、外観が可愛すぎないことがポイントでした。女性主導で作られたカフェは良い時もあるけれど、甘くかわいくほっこり系の場合、私のような者はムズムズいたたまれなくなって落ち着かず、「もうダメ!」と退散することがしばしばあります。
どちらかというと男子テイスト。工業系とも言われるカフェの中でも、オシャレ過ぎずやりすぎないお店が、私は落ち着きます。
初めて入ったLibo Cafeでテイクアウト用にオーダーした珈琲を待っていると、入り口脇、木の枠の中におさめられたスピーカーからロンドン系のネオロカビリーが流れてきました。
一時期、台北でカフェに入ると(またか)とうんざりするほどボサノバが流行ったし、あまりカフェのBGMに期待したことはなかったので、まさかロカビリーが来るとは夢にも思わず。しかも、店の中央に構えたアイランドの厨房の中で、男性スタッフ3人がリズムを取り出す。私のコーヒーは?まあいいか。初めて入った店だったので平静を装ったものの、私も踊りたくてムズムズ。踊りながら淹れてくれたコーヒー、美味しかった。お店で焙煎もしていました。いい香り。
携帯を手放して、音楽を聴きながら珈琲を待つ時間。
それ以来、仕事終わりのクールダウンや、朝早い仕事始めのエンジンかけに、時々立ち寄っています。行くたびにいつも違う音楽が流れてる。聴いたことのない曲や知っている曲、どれもとても好みに合うので、コーヒーができるまでの数分間、スピーカーの近くに座って聴き入るのが楽しみ。スマホも何も触らない、ただぼーっとするひと時です。
台北国際旅展の開催期間中も、朝早く開いているからここに駈け込んでエスプレッソでエンジンかけ。助かりました。
中山エリアにありながら、お値段も手ごろなのが嬉しいところ。 昼間はビジネスマンや学生でいっぱい。朝と夕方から夜にかけては落ち着いていて、精神統一に良いです。
Libo Cafe Shop Data
Libo Cafe
住所:台北市中山區中山北路二段42巷12號
営業時間:
月 7:30-19:00
火~金 7:30-19:30
土~日 9:00-19:30
アクセス:MRT中山駅から徒歩5分
公式URL:https://www.facebook.com/wilbeck6akun
※店舗情報は訪問、掲載時のものです。お出かけ前に営業状態をご確認ください。
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