中山ランチから民生へ、「沛二| Nitro Cold Brew Coffee」で食後のコーヒーのために移動
午前中蒸し暑かった土曜日、昼食を食べ終えて外に出ると雨。
食後のコーヒーを飲むために、中山から三民へバスに乗って移動する。
台北はカフェ激戦区というか戦国時代なのか、雨後のたけのこの山なのか。コーヒーを飲む場所には困らないし、むしろ選ぶのに迷って立ちすくむほど。昼食を取った店から歩いて20秒のところにもカフェはある。でもこれだけ選択肢があるのなら、近くでお茶を濁さずに行きたい店へ行きましょう、たとえ雨でも好きなところへ行きましょう。
一軒目では雨が止んだタイミングで会計し、ちょっと歩くとまた降りだし、雨宿りと散歩でホッピングをしていたら、今日一日で三軒のカフェを渡り歩いてしまった。
さすがに豪遊しすぎたかな、でも、どこも楽しかった。お店の人の笑顔、ドアへのアプローチの濡れた木々、雨宿りする猫。BGMの種類や音量、スピーカーの質も、勿論コーヒーも、お店によって様々。勉強したり本を読んだりぼーっと、ただひたすらにぼーっとする、あるいはお喋りに、その店でかかる音楽が聴きたい。
同じ店でもその時々で違う時間を過ごせるから、近くても遠くても、その時自分にしっくりくるお店を、ちゃんと覚えておきたいと思う。
大人むけ、ニトロコールドブリューコーヒー
メニューに見慣れないものがあったので
「これは何ですか」
「ソーダみたいなビールみたいな」
「ほなそれいこか」
とオーダーしてみたもの。
お砂糖、ミルクなしですっきり。
ニトロコールドブリューコーヒーというスタイルだそう。
このマシン、まるでビールサーバーのよう。確かに見た目も口当たりも、「おや黒ビールですか」という風情だった。勿論ノンアルコール、ちゃんとコーヒーです。
カフェの多い台北でも、まだこのニトロコールドブリューコーヒーマシンを導入しているお店は少ないんですよとお店の人。
本も携帯も閉じて楽しむ、カフェモカ。
ここに初めて入った日は、柄にもなく温かいカフェモカを頼んだ。待っている間はドイツ語のテキストを開いたり携帯をチェックしたりしていたのだけれど、カップがテーブルに届いたら、本も携帯も閉じて飲み物を楽しむことだけに集中したくなった。シナモンの香り。甘すぎず。普通に見えるよね。でも、とても丁寧に作ってくれたのが良く分かって、カップも渋くて可愛いし、ほっと溜息が出るようなカフェモカだった。
お店の方も一見の外国人を気にしていたんだろうか、会計の時に「好きになってもらえたかな」控えめな、でもちゃんと自信のある笑顔で尋ねられたので「とても気に入りました。気持ちの良いお店とコーヒーですね」と答えた。
沛二
住所:台北市松山區健康路189號
営業時間:13:00-21:00
MRT南京三民1番出口から徒歩で5分弱かな。
バスだと306や307などで「南京三民」下車。
ワトソンズの反対側へ渡ってまっすぐいくと健康路。
南京三民はバスでも地下鉄でも移動可。
健康路、富錦街、民生東路あたりを目指す最寄りになります。
沛二は中華路にある沛洛瑟珈琲店の二号店だそうです。
沛洛瑟珈琲店
※店舗情報は訪問、掲載時のものです。お出かけ前に営業状態をご確認ください。
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