ネットで検索すると「物凄く面倒くさい」情報ばかりの台湾の永久居留証申請
改めて、自分で移民署のサイトを見てみます。
確かに最初は膨大な中国語の羅列に圧倒されて、「うわ面倒くさそう」とくじけそうになります。でも、印刷して一つ一つチェックを入れていくと、それほどでもないんじゃないか?と思えました。やっぱり紙のリアリズムって大事ね。
実際、手続きはあっさりしていたので、まだ申請をしただけで審査中だけれど、記録しておきます。 ※追記:三週間後に無事発給されました。
Contents
台湾永久居留申請のために取り寄せた書類
まずはこちらを確認しましょう。わたしはこのページを印刷して、ひとつひとつチェックしていきました。
各機関へ依頼したもの
お役所へ出向くのは面倒だけれど、中華路周辺の建物はクラシカルで見るのが楽しいので、行くのは苦にならなりませんでした。
在職証明:会社の総務に依頼、一日。社印と社長印が必要なのに、社印しかおしてなかったのでこれだけ持ち帰り、FAX送信すればOKとのこと。
不要だったもの
これを用意することになると、指定病院を確認して行ったり、交流協会へ記録取り寄せ依頼が必要になるので「物凄く面倒」かもしれないですね。
自分で用意したもの
申請表格:外國人居 (停)留案件申請表如附件下載
財務証明:今年の納税証明の正本、銀行通帳のコピー
台湾在留記録:10月で申請資格を満たす丸5年になっているとのこと。その場で確認、発行して貰った。これは無料。
料金:1万元。引き取りの際の支払いだと思ったので現金足らず。
移民署の地下にある郵便局か、向かいのセブンイレブンのATMを使ってと教えてくれたので、すぐに行ってカウンターへ戻る。
写真:家の近所の富士フィルムで撮ってもらいました。適当に撮られた感じがしていたのに、出来上がりは修正がかかっていて笑った。二割増しくらい良く映っているものを堂々と提出。
期間:審査と発効まで約1~2か月とのこと。
カウンターでの書類確認も15分くらいでした。
入国記録なし。スパイ疑惑が持ち上がる
「はいはいあの件ね覚えてる」
「ちょっとこちらへ」
と別のラインに呼ばれ、
「台湾入国の記録がない」
と言われたのです。
「えっ。でも私帰ってきました。だからここにいる」と戸惑うと、係の方も「そうですよねえ」と戸惑い、パスポートにはスタンプが押してあるのでデータ上だけの問題らしいと判断してくれました。
と日本語で謝罪までされて恐縮したし、そんなこともあるんだねえ、と愉快に思った程度でした。飛行機に間に合ったから気にもしなかったし忘れていたけれど、その時、データを入れなおすことはしなかったんだね。情報共有とか、ないんだね…。その後自動ゲート利用登録をしたので、もう私のパスポートには台湾出入国のスタンプもつかなくなっている。この上でデータも入っていなかったら、私怪しい人になってしまう。
面倒くさい基準は人それぞれ。必要なものを揃えて堂々とすればいいだけ
永久居留の申請が「物凄く面倒くさい」基準は人それぞれだなあと、今回強く感じました。感じる基準が違うように、人それぞれ事情も違う。ネットの情報を鵜呑みにして怖気づかなくても大丈夫です。現に、私の知っている範囲では皆、口を揃えて言います。
「永久居留申請、超簡単だったよね」
香港から台湾へ猫を連れてくる煩雑な検疫手続き、書類の山、注射や血液検査の手順で一年かかったことを思えば、これぐらい、この程度の書類集めは、本当にどうってことないです。
自動ゲート登録と動物検疫、個人工作証については、下記の「そんなあなたに、おすすめの記事」をご参照ください。