台湾のカフェ

台湾新幹線(高鐵)車内販売のコーヒーで旅の始まりと締めくくり。

台北から台南へ行き、高雄へ移動して台北へ戻る数日のロケ旅が終わった。
出張の時も、プライベートで遊びに行く時も、車内販売のワゴンが来るとなんとなくコーヒーを買うようになったのは、台湾高速鐵道のアテンダントの方たちがいつでも柔らかい対応で、気持ちが良くなるから。台北の自宅から仕事場へ行き自宅へ戻るのと、出張先で数日過ごすのは身体や気持ちの負担の重さが少し違っている。高鐵の車内で買うコーヒーは、穏やかな対応とともに落ち着ける気持ちも受け取っているような気がする。

一杯50元。ワゴンに乗せたポット入りのコーヒーを注いでくれるカップや紙ナプキン、マドラー替わりのスティックも高鐵ロゴ入り。

これはカナヘイ・バージョン。たまにこういうこともある

 

高雄では帰りの時間が読めなかったので、チケットは駅に着いてから買おうと思い、駅に向かう車の中で高鐵アプリの時刻表を見ていた。

 

台湾新幹線のアプリで時刻表チェック。ここからチケットを買うこともできる。

 

高雄市にある駅、高鐵「左營」駅20時発なら、台北まで1時間59分。その後は20時25分発で2時間14分、22時39分着。十分後の便なら1時間58分で22時33分着。20時55分発なら1時間34分で、22時29分に台北に着く。

 

左營駅に着いたのは19時56分だった。発車まであと4分、アプリでもまだチケットを買うことができる。これを逃した後一番早く台北に戻れる便は1時間も後になる。私は片手で荷物を引き、早足で歩きながら片手でスマホのアプリを操作してチケットを買った。決済画面になかなか進まず、改札の前ではらはらする。やっと画面が切り替わると、傍で見守っていてくれた高鐵の女性スタッフがすぐにサポートしてくれて、改札を通ることが出来た。ホームに向かうエスカレーターに乗ると発車のベルが鳴っている。ここでも駅スタッフの方がいて、多分必死の形相をして降りてくる私にかすかにうなずき、ドアの方へと腕を伸ばし、示してくれる。20時発の便に飛び乗った私の背後で、ドアは閉まった。

 

乗ったドアから指定席の車両までだいぶ歩き、やっとシートにたどり着いたものの、綱渡りのような乗り方をすると、泡立つような、情けないような、ちょっと悲しい気持ちになる。そこに車内販売のワゴンが通りかかったので、アテンダントの方に声をかけて、コーヒーを一杯買った。穏やかでありながらてきぱきと優しい対応に接して、ようやく気分はなだらかになった。

今回は車内販売だけでなく、駅の方たちのさりげないサポートもありがたかった。旅はアクシデントや緊張、疲れもつきものだから、ほんの少しのアシストで気持ちが軽くなり、スムーズに動ける。ありがとう高鐵。また近いうちにお世話になります。

台湾新幹線アプリ「T Express」

 

 

 

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mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|