台北のおすすめカフェ ピックアップ

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迪化街で出会ったメイドイン台湾石鹸「大春煉皂」と年貨大街情報

ドクターズコスメ・石鹸・化粧品

旧正月を控えた台湾では、「年貨大街」というマーケットが開催されています。

お年賀用のお菓子や海産物の他に食べ物、家庭のドアやビルの入り口に貼るお札「春聯」の実演屋台がずらっと並んで、毎年大賑わい。今日はお正月前の最後の日曜日だから、なおさら人出も多かったようです。

年末のアメ横と学園祭とクリスマスマーケットが一緒くたになったような、台湾の旧暦年末をにぎやかに彩る年貨大街。香港ならクリスマスイルミネーション、ドイツではクリスマスマーケットで一年の終わりを無事に迎えることを喜び合っているように感じました。台湾では、この年貨大街が一年が無事に終わり、来年をにぎやかに明るく迎えるための儀式のように思っています。なので、人混みは人並みに好かず、まして出不精な私ではありますが、毎年楽しみに出かけています。三年前は出かける予定だった日にひどい風邪をひいてしまい、その後も最終日まで時間を作ることが出来ず、涙を吞んだものでした。

新年は、瓢箪やパイナップルもリボンでおめかしします

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迪化街・年貨大街ショートカット大作戦

メインの迪化街はさすがに人がぎっしりで、牛歩状態。私はいつも、一本脇の民樂街のあたりを抜けていきます。すぐ近くの混雑がうそのように、まったりと、いつもの雰囲気のまま。

 

春を迎える「春聯」を書いてもらう

去年初めて書いてもらった春聯。その時は外国人が異文化に触れた変なテンションでオリジナリティが突出してしまったので、今年はとってもオーソドックスに「春」と「福」にしました。

これらの定番春聯なら、文具店や屋台にも出来合いがあるのですが、私は紙の種類(金粉飛んでいない無地の赤)や字体(複雑にしないで)等の注文をしたので、敢えてのオーダーメードです。お金は先払い、控えを渡され「一時間後に取に来て」と言われました。

先生は手を休める暇もないほど大忙しなのに、穏やかに、泰然とされていました。さすがだ。頃合いを見て、「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、先生はかまわぬ。という風でしたが、お店の女性が先生の頭部を手でかざし「この辺は止めてあげてね!」

いじられても先生、やはり悠然と構えて書に専念していました。さすがだ。また来年も、この先生にお願いしよう。

からすみ、カリカリ、純喫茶。迪化風情炸裂。

春聯を書いてもらっている間に、他の買い物をします。定番のからすみ。民樂街をちょっと横に入ったところの、永久號にて。ひっきりなしにお客さんが入ってきていました。私の前のお客さんは大きいのを沢山買って、一万元也。すげえ。私は小さいのをふたつ買って、千元也。

大好きな「カリカリ」も買います。年末以外でも、お菓子屋さんなどで売ってはいますが、揚げたてはなかなか無い。今日の屋台の男の子、やたら元気にテキパキ動いているのによく見たら右手をギブスで固めて吊ってた。最初気づかなかったほど違和感ない働きぶりに感心してしまいました。おうちのお手伝いかな。

海苔、チョコレート、カレー味などもありますが、私は「原味」プレーンな塩味が好きです。

これでカリカリと読みます

民樂街も、ちょっと来ない間に洒落たカフェやらバーやら増えましたねえ。春節明けに、日を改めて来てみましょう。

買い物袋も抱えて洒落たカフェに入るのは落ち着かないので、純喫茶「迪化風情」に入ってみました。

シニア世代の方たちが和気藹々とお喋りしていて、お店の人が誰なのか一瞬わかりません。でも、お喋りの輪の中にいたおじさんが立ち上がり、にこにことこちらを向いて対応してくれました。「中でいただきます」と伝えて座り、脱いだコートをたたみ終わった頃、ブレンドコーヒーが出てきました。まだ何も注文してないし、メニューすら出てきていないんだけど、うん、まあいいか。これが「迪化風情」なのだ。50元でした。結構美味しかった。

迪化風情

台北市民樂街129號

 

メイドイン台湾、レトロ、手作り石鹸。新年を迎える「大春煉皂」

民樂街から、迪化街一段へ抜けます。こちらの通りは屋台が出ていないので、いつもの迪化街のまったりした雰囲気でほっとする。ナイロン袋や籠で人気の「林豊益商行」のあるあたりですね。調味料を運ぶための袋が欲しかったのでひとつ仕入れ、さらに先へ行ってみると、「大春」となんとも目出度い名前の、石鹸のお店が新規開店していました。

台湾レトロ、メイドイン台湾、そして石鹸好きな方に、強烈にお勧めします。

店内のカラフルなモザイクの壁。良く見ると全部、こちらの石鹸でした。

緑で彩った手洗い場が設置されていて、色々な種類を実際に試すことができます。レトロな雰囲気の蛇口だけど、ちゃんとぬるま湯が出るのが素敵。

台湾は湿度が高いといっても、急に寒くなった上、オフィスはクーラーがきいているので、最近特に手の乾燥が気になっていました。それと、先日読んだネットコラム。高須クリニックの院長が石田ゆり子さんの若々しさ、みずみずしさを称えて、彼女はきちんとケアをしている、保湿、とにかく保湿が大事なんですと語っていたことが、脳裏の片隅にあったんですね。おおゆり子、みずみずしいゆり子よ。というわけで、ゆり子に程遠い我が身とはいえ、乾燥肌向きのオリーブ石鹸を試してみました。

いいじゃねえか。

台湾で有名な石鹸は、ほんとにこれは好き好きなんだけど、私には香りが強すぎる。この匂いにこの値段は出せない、と手を出していませんでした。台湾の手作り石鹸、決して安くはないですし。

この「大春」の石鹸は、控えめな香りとやわらかさ、洗い上がりの滑らかさも、気に入りました。予想外の出費だけど仕方あるめえ、新年だしな!とひとつ購入後、お店の方とお話をしてみたところ、まだオープンして一か月ほど。1950年創業ではあるものの、店舗は2017年1月現在、迪化街一か所のみだそうです。

石鹸は赤ちゃん用の弱酸性、脂性、中性などお肌用の他に、洗顔用、シャンプー用等各種ありました。

日治時代に使われていた真空ポンプ。貴重なものなのに、お店の真ん中に違和感なく展示されていました。

 

特に気になったのはこのキャンドルね。最近はやりの、ハンドル付ガラスカップいり。一見、ヨーグルトか豆乳プリンのようで手のひらに載る小ささが可愛いし、石鹸同様に香りが優しい。メイドイン台湾だけれどあからさまなシノワ風でもないし、控えめとポップがしっかり可愛いこのテイスト、いいなあ。また来たいお店です。

大春石鹸のシンボルマーク。忘れられない気がする。

大春煉皂

台北市迪化街一段193號

10:00-18:00

日本語の上手なスタッフの方もいました。「いつもいる?」と聞いたら、「シフトが休みの日以外はいます」と笑って、可愛かった。

台湾・台北在住のライター&ロケーションコーディネーター。香港から猫を連れて移住してきました。活動範囲は台湾、香港、時々ベトナムなど。広東語、中国語を使います。プロフィール詳細 はこちらをご覧ください。仕事のご依頼やお問い合わせはコンタクトフォームからお願いします。