台北も寒くなって来て、着こんだり巻いたりと装着品が増えたせいか、マスクを忘れてでかけてしまうことがあります。
初回は、いつも明るく挨拶してくれるアパートの管理人さんが無言で怪訝な顔をしたので、ハッとなってUターン。こんな時に限って、バッグに予備も持ってないもの。
「マスクあるよ、持ってく?」
管理所のストックを分けてくれるとありがたいお声がけ、でもまだ時間に余裕もあったので、お礼を言って自宅に戻りました。
先日の気温がぐっと下がった日も、マフラーをぐるぐる巻いて家を出たものの、エレベーターの鏡を見て、すっぴんで出かけてしまったくらいびっくりした。またしてもマスク忘れ、慌ててUターン。
ちょっと急いでいたので、マスクをつかんで装着しながら出かけようとしたんだけど、つまんで広げ、ひもを耳にかける当たり前の動作が出来ない。
よく見ると、ひもを一本付け忘れた、不良品でした。
慌てて再び家に戻り、両側にひもがついているのを確認してから再出発。
毎日マスク生活をするようになってもう2年、考えて見たらこれまで一度も不良品に当たったことはありませんでした。
ちゃんと検品して完璧に出していた、これはすごいことだな。
チェックをすり抜けて来た不良品、ひょっとしたら強運なのかもしれないよ。
医療用マスクを求めて大騒ぎだったのに、今では色柄の選り好みやバーゲン品、コンビニでもぱっと買えるようになった。付け忘れて出かける私も、不良品を出すメーカーも、危機感が薄れているのかな。一枚くらい、仕方ないって思ってしまうもの。これが配給制で貴重なものだったら「ちょっとー!」って泣いて駆け込み訴えたと思います。うし年マスク、春節までに使わなきゃ。
台湾生活、マスクに関するコラム
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