台湾の猫

高齢猫の便秘対策、プレーンヨーグルトが効いた。

シニア猫の便秘は避けて通れない問題。動物病院で暴れる猫の便秘に家で出来る対策「無糖無添加ヨーグルト」。

 

うちの猫は昨年末で20歳になりました。人間で言ったら何歳?とよく聞かれます。ご飯もよく食べこんこんとよく眠り、起きると威張りくさっている可愛いおじいさん。今年に入ってから便秘がちになりました。
排便のためいきみすぎて吐く、なかなか排泄できず腰が立たないほどふらふらになるなど、苦しそうな時間が長くなってきたのです。
病院に行ってみてもらうにしても、暴れるので麻酔や鎮静剤を打たなければなりません。なんとか、普段の生活で改善できないか。
藁にも縋る思いで、ヨーグルトをやってみました。
効いた……!

診察のたびに暴れて麻酔、シニア猫の負担が心配

一度は動物病院で診てもらい、MRIで腸に残っている便を確認、液体の飲み薬で排泄することができました。
でも、うちの猫は動物病院から「暴れている。他の子が怖がるから、引き取りに来て」と電話がかかり、何度か強制退院させられてきた前科者。診察台に乗ると激怒する虎のように騒ぐので、動物病院ではいつも麻酔、鎮静剤を打ってから診察を受けていました。
最近は安定する飲み薬もあって「受診の数時間前に飲ませてから来てください。いまは、色々進化しているんですよ」と指示された通りにして期待したけど、やっぱり激怒。「この子は、数日前から飲ませておいた方がいいですね……」と獣医さんに言われました。

20歳以上の猫を看取った人が口を揃え「便秘に気を付けて」

高齢の猫に診察のたびに麻酔をかける負担、薬を飲ませ続けるのも怖い。毎日お腹のマッサージをして、ちゅ~るも1日2~3本食べさせているけれど、昔のように楽々お通じにはならない。実家で19歳まで生きた猫も最期は便秘をしていたし、20歳過ぎで天寿を全うした猫の飼い主たちはみな「便秘は本当に怖いから、くれぐれも気を付けてあげて」と口を揃えます。
猫を飼っていても飼っていなくても、友人たちは私を見ると私のことより
「福ちゃんは元気?」
と、高齢の猫のことをたずねてくれます。
「毎朝7時にご飯をくれって鳴いて起こしに来る。食欲もあるし元気元気」
と答えるものの
シニア猫を飼っている人にしか
「便秘がちでね」
とは、話しませんでした。

無糖、無添加ヨーグルトで排便回数が週1から週4に改善

「猫の便秘に『新ビオフェルミンSS』を与えてもいい」
というコラムを読んだことがあり、一錠を1/4に割って与えてみたけれど、うちの猫には効果はありませんでした。
飼い主である私も、ビオフェルミンは効果が感じられない質。猫や犬は飼い主に顔つきや性質が似るとはいうけれど、体質も似るのかね?食べるものは全く違うのに……
ペット用の乳酸菌も台湾で購入できるのでいくつかチェックしたけれど、日本語が書かれてい説明書の文法がおかしかったり、アメリカ産を強調しているけれど、だからって信用していいのかわからない。
けれども、目の前に苦し気にいきんでフラフラする年老いた猫がいる。まずは、普段自分が口にするヨーグルトを与えてみることにしました。

ちゅ~るにヨーグルトを混ぜも「なにこれフン」と口をつけない。
乳酸菌系のちゅ~るも、全く食べません。
ならばしかたあるまい、シリンダーで直接注入です。

ヨーグルトは無糖、無添加、無香料のプレーンタイプ。
台湾ビフィズス飲料「比菲多」が出しているヨーグルト「優思意YOIIS」を使いました。177g入りで定価は35元、台湾のスーパー「PXマート(全聯福利中心)」の特売で一個28元とお手頃。酸っぱすぎず、粘度も高すぎず、よくも悪くも癖の無いヨーグルト、
(ヨーグルトでも食べるか……)
と思い立った時にコンビニでもすぐ買える、普段使いのラインです。

興味津々。でも匂いをかいだだけで舐めません。

 

福ちゃん、20歳にして生まれて初めてのヨーグルト。
人間の食べるものに一切興味を示さず、お菓子や果物を差し出しても「フン」と顔をそむける猫です。お腹の調子が良くなりますようにと念じながら小さじ一杯皿に出し、スプーンで液状になるまで混ぜました。
冷蔵庫から出してすぐだと冷たくて良くないかなと思い、室温程度に戻します。
スプーンで舐めさせても嫌がるので、シリンダーに入れて
「福ちゃんいい子だねーはい美味しいねーうんち出るようにがんばろうねー」
などと話しかけながら、口の中に注入。
3日に一度程度と書かれているので、残りのヨーグルトは悪くならないよう私がいただきました。
結果、20歳の猫の排便は頻度が週1から週4になり、いきみすぎて吐いたりフラフラしたりすることもなくなりました。
便秘をするようになってからは、長時間どったんばったん大騒ぎで可哀想だったけれど、ヨーグルトをあげるようになってからは、以前よりも排便が楽になったようです。

ネットでは標準的な子の話しばかりだから、はみ出している子の話しも

生後約3週間で保護した福ちゃんが初めてうんちをしたのは、家に来て3日目くらいのことでした。温水で濡らしたティッシュでお尻を刺激しても出ず、にゃーにゃー鳴いて嫌がって、困り果てました。当時はネットで調べても「刺激したらすぐうんちした」という話ばかりで、うちの猫は異常があるんじゃないかと不安になったものです。だから初めてうんちが出た時は嬉しくて、トイレも一度で覚えたし、誉めて誉めて誉めたおしました。それから20年ずっと、トイレの片づけをするたびに「うんちして偉いね」と誉めています。
ペットの体調不良は本来なら獣医に診てもらうべきで、素人判断は危険です。
ただ、うちの猫の場合は診察のたびに高齢の猫に麻酔をかけなければならない。そのリスクも考え、日常的にできることを試し、書き留めておきました。この先も、変化があればまた追記していきます。
苦しんでいる子、悩んでいる飼い主がいたら、緩和される方法が見つかりますように。

高齢猫の便秘対策、参考にした記事

下記は参考にした資料の一部です。
他にも記事は沢山ありますが、比較的新しく出典も確認できる資料を参考にしてください。

 

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mimi
台北在住のライター/コーディネーター。 長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|