先日公布された台湾の新型コロナ対策「秋冬プロジェクト」に伴い、台湾高速鐵道(高鐵)も対応強化を行うと11月27日(金)公式発表がありました。
台湾新幹線(高鐵)が12月1日から始める「コロナ対策強化」
■高鐵駅構内(ロビー、チケット販売窓口など費用のかからないエリアも含む)では、マスク着用必須。
■駅内の滞在や車内で飲食をする場合、ソーシャルディスタンスの保持やパーテーション設備などを利用すれば一時的にマスクを外してもよい。飲食後は直ちにマスクを着けなおすこと。
高鐵その他の措置:
■高鐵ではすでに利用者に対し体温測定を実施している。連続2回体温が37.5℃に達している場合は帰宅や医師の診断をすすめており、伝染病防止法に則り、利用を拒絶する。
■全ての旅客はマスクを用意し、高鐵駅内への入構、乗車から駅を離れるまでの間、装着しなければならない。
■高鐵では安全理念に基づき、政府の感染防止対策に従って駅構内の消毒を2時間毎に行っている。チケット販売カウンター、自販機、改札の赤外線体温チェックエリアにも「ソーシャルディスタンス」ガイドラインをおき、旅客の導線上にアルコール消毒液を設置して利用してもらう。
参照:配合秋冬防疫專案 台灣高鐵強化防疫措施 12/1起旅客進入車站即須佩戴口罩
11月27日の公布では車内販売に言及していませんが、今後どうなるか留意したいと思います。
高鐵に乗ったらコーヒーを車内販売で買うのが楽しみだし……。
これまでも、高鐵に限らず台鉄、MRTも駅構内に入る前にほぼ全員がマスクをつけていました。
11月27日は7ヶ月来で最高となる14人の海外から移入した感染者が確認されています。隔離期間中の人がこっそり抜け出し公共の交通機関に乗って遊びに行くケースの報道、めっきり減ったとはいえ油断できません。
世界中と同様に、台湾も冬はなにかと集まる機会が多い季節。Goto台北的なキャンペーンも始まるので、万が一に備えてマスク、手洗い、消毒は引き続き気をつけましょう。
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