台北生活の日記

ワクチンが届いた大雨の午後、貰ったお菓子。

不必要な外出を控える金曜日。しかも台北は大雨で、窓の外が良く見えないほど。
コーヒー豆は必需品なので、さっと買いに行きました。
先週まで閉まっていた、台湾から揚げが美味しい師園が営業を再開していた。少し先の、ドーナツ屋さんも灯りが点っている。
少しずつ、テイクアウトだけでも商売を再開しているお店が増えているようでした。

蜂大も、入口で待機しているお姐さんたちが静けさをもてあますよう。マスク越しにも私を見つけて「ハーイ」と激しく手を振り、ただ手を振り返すだけで「いつものね」とてきぱき動き始めてくれました。

カウンターにあった花生糕。ピーナツの柔らかい落雁のようなお菓子で、きゅっと頬の内側がすぼむような甘さ、とても美味しい。買って帰ろうかなと思ったら、お姐さんがコーヒー豆と一緒に袋に入れて「持って行って」。
びっくりした。老舗の珈琲専門店に長い間通っているけれど、おまけを貰ったのは初めてでした。


今日の午後、日本からワクチンを載せた飛行機が台湾に到着して、ちょっとした騒動になっていました。私は「日本で使わないものを台湾に回しただけでしょう」と、謝謝合戦・台日友好のシュプレヒコールを、少し斜め後ろから黙ってみていた。

同じ午後、思いがけずもらったお菓子。
単純に、嬉しかった。でも、訪れる人も少ないし、賞味期限が切れる前に、配ってしまったんだろうなとも思ったり。
よく見ると、期限は6月10日。今日は6月4日、まだ6日も先があります。
多分、大雨の中でもコーヒー豆を買いに来る客に、お菓子を渡したかったのだろうな。

いらないものを寄越しただけでしょう?そんな風に考えるより、必要とする人がいる可能性を考える。黙って腐らせず、静かに手渡す。そのほうが気が楽だ。

コーヒー専門店でもらったお菓子だけど、お茶にあわせました。
私は珈琲は珈琲だけで飲み時間を過ごすのが好きで、お菓子にはお茶を合わせます。
受け取ったほうがどう使おうと、楽しんだのなら、役に立つなら、それでいいのだと思います。

 

 

 

 

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mimi
台北在住のライター/コーディネーター。 長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|