台北の穴場「眷村菜」食堂「新娘子小吃」に通い詰め、ともだちもすでに何人か連れ込みました。
MRT松山線の「南京三民」駅から徒歩10分ほど。南京東路から寶清街に入ると、ポップな門構えの食堂があります。
「新娘子小吃」、壁にメニューがずらっと並んでいるから選択肢も豊富。安くておいしい。
取材などで台湾ならではの料理を食べる機会が多いので、私は日々の食事はなるべく自炊。たまに外で食べる時も和食を中心に選びがちですが、「新娘子小吃」なら毎週食べたいくらい好きな食堂です。
イチオシは中華なまぜ飯「紹子飯」!
観光地としても人気のある台北の「四四南村」や台中の「彩虹眷村」は、外省人が多く暮らす集落「眷村」の跡地なのだそう。そのエリアでよく食べられた料理は「眷村菜」と呼ばれて、今も根強い人気があります。
「新娘子小吃」は、水餃子や担坦麵などおなじみの食堂メニューのほかに、今まで聞いたことのない料理もありました。
調味料が並ぶテーブルに、オーダー表とペンが置いてあります。初めて入った時、食べたことの無い「紹子飯」に気づいて、何の気なしに注文してみます。
煮つけた干豆腐を刻んだもの、きくらげ、ひき肉、炒り卵、生きゅうりの細切りなどを白飯にどっさり乗せ、トマトソースがかかったものでした。きゅうりの漬物も乗っているので、酸味と歯ごたえがアクセントになって非常によろしい。
台湾まぜ飯!これはうまい中華まぜ飯!
しつこさがなく、飽きがこないやさしい味。ずっと食べていられるとはこのことかなあ。激しくリピートするのは、これひとつで満足感があるのにたったの65元だから。今どきお弁当をひとつかっても80元はするけれど、揚げ物や濃い味のものが多いので、私は敬遠していました。でもここの紹子飯ならスープをつけても100元以内に収まるし、バランス最高。好き好き。
美味しいものはともだちと分かち合いたいので、台北で暮らす日本人の友人達と出かけてみました。大勢なら、紹子飯以外のメニューもいろいろ食べられるしね。
日本語メニューあり!混ぜ混ぜしてくれる親切さ
日本語で話している私たちに、お店の人が日本語メニューを出してくれました。観光や買い物の目玉になる場所からは少し歩く普通の住宅街の中の店、今までここで日本人観光客に会ったことはなかったこと、ちゃんと用意してくれているの嬉しいなあ。
麺類やご飯類も「まぜが足りないよ!」。見かねたお店の方が、手伝ってくれました。
このお店は休憩時間がないので、混雑する時間帯を避けて、ゆっくり座って食べられます。持ち帰りも可。
新娘子小吃 店舗・アクセス情報
住所:台北市松山區寶清63號
営業時間:11:00~21:30 土・日~23:00 無休
日本語メニューあり
支払い:現金のみ
URL:なし
アクセス:MRT松山線「南京三民」駅徒歩10分
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