冬の台北旅行計画、お天気チェック、服装や持ち物、旧正月のスケジュールも確認しましょう。
晴れたら日差し、雨ならどしゃぶりにやられる長い長い台湾の夏がやっと終わって、焼き芋や焼き栗の芳しい香りが涼しい空気に甘く混じって流れてくる冬。歩け歩け、遊びに行こう。お出かけやお散歩がはかどるベストシーズンだから、旅行者が増えるのも自然なことでしょう。
旅行前に必ずチェックするのは、現地のお天気ですね。どの服をスーツケースに詰めるか、わくわく考えてしまう気持ち、とてもよくわかります。今日は日本のお友達が台湾へ来るとなったら必ず聞かれる、服装とお天気のチェックについてまとめてみました。
Contents
台湾旅前チェック!天気予報サイト
1.台湾政府機関 交通部中央氣象局
各地の日中、夜間、週間予報、台風や強風、地震情報、日出日没も確認することが出来ます。
中国語ですが、表記に日本語と大きな隔たりはないので、図と数字も見れば、なんとなくわかりますね。
ただ、「長期預報」をクリックすると、PDFで文字がずらずら。とっても真剣に解説しているのがわかります。熱意。でも、旅行者にはあまり適さないかもしれません。
「一週予報」であれば、天気マークと数字で表記されているのでわかりやすいですよ。
2.世界各国・街ごとの長期予報ならAcc Wether
Acc Wetherはカレンダータイプの長期予報、気温グラフ、過去の平均気温も日別に見ることが出来るのですごく便利。こういうの好き。世界のあちこちの天気予報をピンポイントで見ることが出来るので、旅行したい気分の時に眺めるのも良いでしょう。
台北の秋・冬は日本から着てきたものを脱いだり着たりで調整OK!足りないものは現地調達で
天気予報をチェックしたところで、人は気温だけ見ても服装の目安を決めかねるもの。これが海外旅行ともなれば、日本とは湿度や日の長さと短さが違っていたり、朝晩で気温差があったらどうしようとか、色々色々急に心配になるようです。特に日本人というひとたちは。
「そんなに心配するなや」
と、私はどの季節でも答えます。
(台風シーズンを予定している友達にはアドバイス以前に一言「考え直して」と伝えます。)
秋なら日本から着てきたものを脱いだり着たりすればよし。11月でも日中は25℃前後になることのある台北。南部ならもっと体感は暑く感じられるかもしれません。
それでも朝晩は20℃以下になり、南部でも肌寒く感じることもあるので、羽織るものは必須。長そでのシャツやカーディガン、軽めのジャケット、ストールなどでも十分でしょう。
12月以降の冬も、日本から着てきたもので調整を。台湾へ来て想像したよりも寒かったら、コンビニで暖かいインナーも購入できます。日本ではとっくに夏が終わっているのに台湾の日差しはまだ強いと感じたら、ドラッグストアで日本製の日焼け止めも。
石を投げれば当たるほど林立するドラッグストアやコンビニで、現地調達ができるので安心してください。
体質的にどうしても必要な特別なものでなければ、同じアジア、日本に近い台湾では普通に見繕うことができるから、安心してください。
(余談ですが、私は11月末の台北から真冬のドイツへの旅行時、コートを持っていくのを忘れ、トランジットの香港空港で慌てて買ったことがあります。台北が暖かかったから…)
台湾でダウンジャケットとブーツは必要か
年末年始、冬の時期も雨は降りますが、夏のような土砂降りが続くことは少なく、ぱらっとくるだけで、傘は置き忘れてしまいがち。台湾の冬は街歩きにもってこいの季節です。
では台北の冬、みんなどんな服装で過ごしているのでしょうか?お友達からよく聞かれる質問と、私の答えは下記の通りです。
Q1.ダウンジャケットを着ている人を見たけど、台湾そんなに寒くなるの?一年中あったかいイメージなんだけどなあ。
A1.台北には、20度を切ったらダウンを着ても良いという暗黙の了解があるの。
(長いと怒られたので、箇条書きに纏めなおしました)
■冬が短い台湾で、せっかく持っているダウンをただ着たいだけ。防寒よりも、ファッションに重きを置いている。
■ダウンを着るならインナーは軽めで十分。台北でダウン着て歩き回ると汗をかいて、かえって冷えてしまうこともある。
■台湾はバイクに乗る人が多く、風よけのために一足早く着始める。でも足元はビーサンだったりする。
■こんな格好したら季節的に変かな?とファッションに季語を取り入れ、旅先でまで人目を気にするのは日本人特有の奥ゆかしさ、考え方。クールジャパンも結構だけれど、好きな服を着ればいいんです。せっかくの旅行、着心地良い好きなもので楽しく過ごしましょう。
■旧正月前後にぐっと冷えこみ始めることも。2016年は各地で雪が降り、見物人が山を登り始めて大渋滞の大騒ぎになります。
Q2.ブーツでもいい?台湾でも履く?蒸れる?
A2.履くわよ。蒸れるわよ。
2019年の旧正月・春節休みスケジュールは2/2(土)~2/10(日)
■2019年は2/4(月)が旧暦の大晦日、2/5(火)が元旦。元旦を初一と呼び、初五にあたる日、2/9(土)までが公務員や一般的な企業のお休み。レストランやカフェ、ショップだと「初三」から開けるところもあるので、お店の公式サイトやFBで確認しましょう。
■これはあくまでも2019年の旧正月スケジュールです。2017年、2020年は1月末でした。
旧正月は旧暦の暦で毎年変わるので、毎年1月、2月の台湾旅行は暦を確認してから計画しましょう。
■春節の台北、人も車も少なくて静か。空気も澄んでいて、私は好き。台湾リピーター、マニアを名乗る方は一度は体験してほしい。(静けさと寂しさも)
■旧暦旧暦と鬼の首とって振り回すようにこだわるのが不思議だったけれど、毎年ずれる旧暦の正月に合わせて寒くなるから、月の巡りは伊達や酔狂じゃないです。
台北旅行をより楽しくするお役立ちコラム