旅行記

Google フォトとインスタグラムで2018年プレイバック。香港、台湾、ベトナム、東京 旅の風景編

「今年は何回香港へ行ったの?」と尋ねられて、数えてみたら7回でした。数えたついでに写真を見返してみると、今年出かけた場所のことをあれこれ思い出しました。仕事やプライベートで飛行機や新幹線、あるいは車で遠出した台湾国内外の記憶をGoogleフォトとインスタグラムで1月から12月までおさらいしてみます。

1月 香港 飛鵝山で周潤發に遭遇しロケ隊大興奮

ある企業のカタログ撮影で香港へ。冬とはいえ香港は比較的暖かいけれど、早朝や夕刻の飛鵝山(Kowloon Peak)はさすがに寒く、ダウンコートを着込みました。ロケバスへ戻る途中すれ違ったランナーに運転手さんが「おはよう」と挨拶をしたので「知り合い?」と尋ねると「はっ?!周潤發(チョウ・ユンファ)だよ!」
おつきの人とともに、朝早く九龍で一番標高の高いところへトレーニングしに来ていたようです。以前お目にかかった時よりもだいぶ絞られて痩せすぎじゃないか…と思うほど引き締まったスタイル、大らかな様子で私たちにも応じてくれて、日本から来たロケ隊の皆さんも一瞬仕事を忘れて大興奮。
皆さんと好きな香港映画を語り合うきっかけ、いろんな人の心の中にいる「英雄」周潤發の話ができて、本当に嬉しいサプライズになりました。

2月 春節の混雑を外して東京へ 伊藤万理華ちゃんの写真集発売イベントに飛び入り

東京滞在の楽しみのひとつ、喫茶店でのモーニング。

会社勤めをやめてから、上司の顔色を伺ったり同僚への気兼ねや兼ね合いを心配せず旅行へ行けるようになりました。春節は、あえて民族の大移動になる連休をはずして東京へ。帰国当日が17年の11月に香港で撮影した伊藤万理華ちゃんの写真集「エトランゼ」イベント日だったので、飛び入り参加させてもらいました。

都内の書店まわりとご挨拶、待ち構えるファンの方たちの熱意にびっくりしつつ、万理華ちゃんやスタッフの皆さんと久しぶりに会えて嬉しかった。とても売れ行きも良かったらしく、目の前でどんどん平積みの山が消えていくのも圧巻でした。私も自分で数冊購入、家族や友人に進呈。
普段は現地で撮影に同行した後は、現物をいただいて「できたねー」と喜ぶだけですが、こうしてしっかりプロモーションをする様子を見ることが出来たので、作品を作る意気込みを現地でサポートしようと改めて思いました。

サイン本をいただいて、震えて、ひとりで泣いてしまった。
万理華ちゃんインスタのアイコン画像、香港の市場の一幕なの。

 

伊藤万理華 写真集「エトランゼ」香港ロケの匂いと音をもう一度。伊藤万理華写真集「エトランゼ」の香港ロケをコーディネート。「こんなところに可愛い女の子を放り込む気ですか」ぼんやりしていたら突き飛ばされるほど早足に行きかう人々、ほこりっぽい街、知らない人にはケンカ腰に聴こえる広東語。これから行く先々、香港の街のパワーに彼女は怯まないだろうか。それは杞憂でした。...

 

3月 台湾南部で板垣瑞生君の写真集、GLAYアジアツアー レポートのために香港へ

俳優、そして「M!LK」のメンバーとして活躍している板垣瑞生君、初めてのソロ写真集撮影で台湾南部へ。常に笑いと活気に満ちた、素敵なクルーの皆さんが17歳の瑞生君をさりげなくサポートし、背中を押していたように思います。旗津の砂浜に書いた瑞生君のメッセージには、涙が出そうだった。
短い撮影期間の中、もう夏が始まっている台湾の南で、瑞生君の表情や動きが生き生きと変化していく様子が、写真集「M」に収められています。撮影は桑島智輝さん。

「グラビアって『いいよいいよ可愛いよ~』とか言いながら撮影するの?」とたまに聞かれますが、人によるんじゃないだろうか。桑島さんは撮影中、レンズを覗いている間はほぼ何も言わない方だったので「撮られていて不安にならないかな?」とちょっと思った。でも、後で桑島さんのインタビューを読んで、被写体の表情を作る、引き出すために話しかけることはしない誠実さなのだと気が付きました。

 

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「精霊の守り人」では怪物クラスのベテランに囲まれて堂々と、初々しく清々しいチャグム王子を演じた瑞生君。これからも出演作が増えるみたいで、楽しみです。

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GLAYのファンクラブの方からご連絡をいただいて、台北と香港のライブレポートを執筆しました。
ライブのレポートは難しい。あまりにも思い入れが強すぎると自己満足のようになるし、知らな過ぎて気持ちがこもらないのもつまらない。でもそんな不安を吹き飛ばす、素晴らしいライブでした。仕事のためにメモを取りつつ、飛んできたテープを掴んで「シャー」と振り、すぐにペンを握りなおす。関係者席でじっと動かず「観察」するのではなく、聴いて感じながら、台湾や香港の観衆の輝く顔を見渡し、歓声や反応をしっかり記憶とメモに刻んで、この状況をどう伝えようかと考えていました。

香港の会場では「Secure Star」のユニフォームを着たセキュリティスタッフが配置されていたので、ボスのスタンレーさんに「今、会場にいます」とメッセージを送ると私のいる席まで来てくださって腰抜けそうになった。香港のライブ会場に演唱會の守護神・スタンレーさんがいると、それだけで安心とテンションの度合いが最高潮になります。

3月下旬の香港は、夏の前の気配でした。

4月 ana-lounge 香港特集取材

デザイナーで香港にとても詳しい森井ユカさんのANAプレミアム会員情報誌「ana-lounge Vol.7 2018 Summerの取材コーディネート。

 

グラビアや写真集と異なり、じっくりと雑貨店やレストランのお話しが聴けたので、新鮮でした。山頂(Victoria Peak)から徒歩で降りる「ピークトレイル」も思いのほか体の負担はなく、香港の木々のオゾンを吸い込んでとても清々しかった。時間があったら今度は友達を案内したいな。

 

春の台北小旅行は北海岸の老梅、五月花鑑賞へ

春は台北近郊の小旅行も楽しかった。4月は北海岸の老梅、5月は「五月雪」、桐花を見に。

老梅のグリーンリーフはこの時期、干潮の時だけ現れるもの。ここのビーチもとても好きです。一番好きなのは、ビーチへ降りる前の駐車場で「石花凍」の屋台を出していたおじさんの笑顔。

 

5月 古賀哉子ちゃんグラビア撮影で台南。
屏東でマンゴー、パイナップル、ライチ畑巡りも

高雄から南下して墾丁と、大好きな台南。ビーチでも街の路地でも、哉子ちゃんが佇むと、その甘い笑顔と強いまなざしがとてもドラマチックな場所に変えてしまいました。何度も遊びに行ってなんとなく見ていた場所、女優さんが立つとがらっと色彩が変わるのを目の当たりにしたよう。哉子ちゃんのこれからの活躍も楽しみです。

古賀哉子 写真集 週プレフォトブック「コガヤコ」

https://www.instagram.com/p/BkaEcpWlq-0/

5月は色とりどりの台湾フルーツ出荷の季節。マンゴー、パイナップル、ライチ畑を見に屏東へ行きました。見渡す限りのパイナップル畑で、プロフェッショナルの陳さんが選んで土から刈り取り、その場で皮をそぎ落としてくれたパイナップルは、土の暖かさ、太陽と雨の恵みに滴る甘さ、世界で一番美味しかった。

 

 

台湾パイナップルは世界一。畑で実る金色の王冠台湾の夏、果物の収穫もまっさかり。パイナップルやマンゴー、ライチの畑を見に出かけてきました。...

 

台南旅行のすすめ。林百貨、成功大学のがじゅまる…台南の人たち。台南へ行きたい。台南の大好きな場所と出来事、おすすめの場所、このコラムで全部まとめます。...

6月 植村あかりちゃんのグラビアで台湾の海辺の街,
浜辺美波ちゃんのカレンダーブックで初のベトナムコーディネートへ

日本より一足早く夏本番の台湾、海辺の街と台北市内で植村あかりちゃんのグラビア。夏とはいえ冷たいプールの水や夕暮れの少し肌寒い風も「大丈夫です!」と明るく、肝の据わった綺麗なお姉さんという感じのあかりちゃん。彼女のような人が仕事仲間にいたら楽しいだろうな。こんなきれいな人がいたらみんな落ち着かないかもしれないけど…。でも、撮影でお世話になったお店のおじいさんからプレゼントされたお守りを、驚き遠慮しながら大事そうに受け取っていた表情は、ごく普通の、きちんとした女の子のものでした。

https://ameblo.jp/juicejuice-official/entry-12388274826.html?frm=theme

 

浜辺美波ちゃんのカレンダーブックはベトナムで。初めてのベトナムコーディネート出張、どうなることかと思ったけれど、緊張感の中でたくさんの場所へ行くことが出来ました。台湾や香港とは間違ったエネルギーの沸く街並みに、あまやかできりっとした透明感のある美波ちゃんの笑顔や物憂げな表情がとてもマッチしていたと思います。特に教会のページが好き。現地の方たちからも、楽しく頼もしいサポートをしていただきました。

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竹田駅と、初めての小琉球に

岡山のタウン誌の取材同行で、南部へ。日本にゆかりのある名前の竹田駅や、小琉球まで足を延ばしました。

市場で水餃子を包む女性。南の島に来たのだと、感じました。

 

「大和頓物所 」台湾屏東カ・竹田駅前、精米工場をリノベーション7月、台湾鉄道の竹田駅へ取材に行きました。 現存するレトロな駅舎や、日本人にゆかりのある図書館。日本との歴史を解説員から聞いている...

8月 再びベトナムへ、池上紗理依ちゃんのグラビア撮影

女優としても活躍している紗理依ちゃん。お話し上手で可愛らしいのに豪胆さも垣間見え、見た目のはかなさのいろんな面が不思議な魅力の女の子でした。ロケ終了後の食事はクルーの皆さんが大笑いするほどの美味しさで、私もゲラゲラ笑ってしまった。ベトナムロケも二度目で、少し要領はわかったけれど、やはり現地の方がいてくれると頼もしいし、美味しいものが食べられますね。

港へ向かう市場で、店先にまだ小さい猫。レンズを向けるフォトグラファーに続いて私もささっと撮りました。

9月 台南へ「ことりっぷマガジン」の特集号取材同行

グラビアや写真集のロケとは異なる切り口、お店でじっくり話を聴くことが出来るのは楽しい経験でした。飛び込みで入ったお店の奥までどんどん案内してもらってうかがった色々なこと。台南の方たちが誇りに思っていること。とても素敵な特集号なので、ぜひご覧ください。

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10月 プライベートで香港と東京

台北在住の友人たちと4人で香港へ。ホテルだけ同じところで取り、航空便は全員自分の都合でバラバラ。現地集合・現地解散も気楽で結構面白かった。飲んで食べて遊んで飲んで飲んで飲んで、なんのプランもなしで行ったけど、それが一番楽しいね。

この看板を見たのは、これが最後になりました。11月に撤去されたそうです。

東京では、母の誕生日祝い。少し遠出して、平塚のローズガーデンに秋のバラを見に行きました。あんなに香るバラは久しぶり。

車椅子の母をJRで乗り換えをするのは少し心配だったけれど、各駅の係員の方にサポートしていただいたおかげで、とてもスムーズでした。母も久しぶりの遠出、楽しそうだった。後日JR東日本にお礼のメールを送ったら、とても丁寧な長い返信をいただいて恐縮してしまった。でも、担当の方にも届いたようで、嬉しかったです。大きな企業はたぶん、ご意見や物言いがつくほうが圧倒的に多いと思う。看板が大きければ逆に何でも言いやすいというか…だからこそ、御礼や感謝の言葉も、敢えてお客様相談室など本部を通るように伝えるようにしています。

 

11月 傳谷英里香ちゃんのロケで台湾南部、
そして日帰り弾丸香港へ

とても強い台風が接近している中のビーチロケ。海は「東映か!」と笑うほどの波しぶきでした。どのタレントさんもそうだけれど、でんちゃんも砂を含んだ強い風の中不満ひとついわず、素晴らしい笑顔を見せてくれた。台湾文化、たとえば客家の花布や店先に張られた春聯などもあらかじめ下調べしてきてくれたようで、気づいたことや目に留まったこと、聞こえる言葉について控えめに質問してくれるのがとても嬉しかったです。

 

香港には突発的に、台北始発、香港最終便で日帰りも。どうしてもお会いしてお話ししたい方が香港に滞在することがわかったので、無理を承知でお時間をいただきました。来年の実現に向けて、進めていきます。

 

香港日帰り旅行で出来る12のこと。弾丸トラベルのメリットとデメリット日帰り香港旅行、滞在実質10時間でいろんなことが出来る!LCCの普及で、気軽に、バッグひとつで気ままに好きなところへ出かける弾丸トラベラーも増えています。日帰り香港、弾丸旅行で何が出来るのか?持ち物リスト、スケジュール、機内持ち込みの手荷物で持ち帰れないものなど、あわせてまとめてみます。...

12月 台中、コーディネーターのコーディネート?で香港へ

台中へ、ある雑誌の取材同行で。こちらも情報解禁になったらお知らせしますね。メインの方のお人柄もあって、やわらかで笑いの絶えないクルー、楽しかったです。出来上がりがとても楽しみ。

 

 

台湾のウユニ塩湖「高美湿地の夕暮れ」を目指して、台中日帰り旅行「台湾のウユニ塩湖」とも呼ばれる台中の高美湿地の夕日を目指して、台北から日帰り旅行。台北から台中へ高鐵で1時間。週末の台中へ、5人で遠足に行きました。日程表や今回立ち寄った場所のメモをまとめておきます。...

 

 

そして香港。クリスマスシーズンに滞在するのは、2009年以来のことです。今回も半分プライベートな感じで。歩き回り乗りまわり、面白いマッサージ屋さんも見つかって、一緒に行ってくれた人たちが、私だけではもう見過ごしてしまうことに、改めて気づかせてくれました。

 

 

横浜流星君の2nd写真集撮影で香港へ!

ドラマや映画に露出が増えるとともに人気爆上げの横浜流星君、3月12日に発売される2nd写真集の撮影コーディネートで香港へ。

ロケのほとんどが初めてお目にかかるフォトグラファーで、どの方も個性がありお話をしていて楽しいのだけれど、この時ご一緒した日吉永遠さんの飛び回るエネルギーと感性、お人柄もとても素敵だなあと思いました。また是非ご一緒したい方です。出来上がりがとても楽しみ。

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暑い日のロケ、定番オヤツはアイスクリーム。皆さんハーゲンダッツやスティックものを選んでいましたが、私はこちらにしてみました。

ここには書けなかった箇所もいくつかありますが、またいずれご紹介しますね。
2019年も元気に、旅へ出かけられますように。

Special Thanks : Top Taiwan Media Factory 

ABOUT ME
mimi
ライター/コーディネーター。 香港から猫を連れて台北へ移住後、30年ぶりに東京暮らし。満喫中。 台湾と香港に関する現地情報の執筆や、撮影手配などの仕事をしています。 |Instagram| |Tweitter| |Profile| |Contact|