旅のヒント

香港日帰り旅行で出来る12のこと。弾丸トラベルのメリットとデメリット、機内持ち込み手荷物の注意点

日帰り香港 滞在実質10時間でいろんなことが出来る

 

LCCの普及で、台湾や香港への日帰り旅行も当たり前のようになってきました。

バブルの残り香のある頃は、

「香港へ飲茶しにいこうか」

とキャセイに乗ってペニンシュラに泊まる、優雅な泡まみれの遊びをする方も少なくなかった。でも今はもっと気軽に、バッグひとつで気ままに好きなところへ出かける弾丸トラベラーも増えていますね。

私が住んでいる台湾も、朝台北に到着して夜帰る、元気な方が多くいらっしゃいます。まるで普段の生活圏内やお出かけエリアに行くかのように、ちょっと大ぶりのバッグひとつで身軽に、とても楽しそうに。

すごいな、元気だな。今までは感心して見ているだけでしたが、私も台北から香港へ、とても大事な用事のために日帰りで出かけることになりました。

日帰り香港、弾丸旅行で何が出来るのか?持ち物リスト、スケジュール、機内持ち込みの手荷物で持ち帰れないものなど、あわせてまとめてみます。

 

日帰り旅行 持ち物リスト

 

普段とほとんど持ち物は変わりません。追加したのはパスポートケースと、香港用のプラグくらい。それらを普段使いのバッグに差し込めば、日帰り香港に出発できます。

A4サイズのバッグの中身

①パスポートケース
-パスポート
-手持ちの香港ドル
-八達通(オクトパスカード)※香港のプリペイドカード
-マスク2枚(機内往復分)
-ペン
②スマホ
-スマホ充電器
-香港用の変換プラグ→未使用 台湾も日本と同じAタイプなので、香港のBFタイプに対応するものを念のためにもっていきました。
③ハンカチ、ウエットティッシュ、ティッシュ
④化粧ポーチ(中身は普段外出時と同じもの)
⑤折り畳みのエコバッグ→未使用
いつも持ち歩くものとほとんど変わらない、バッグの中身です。このほかに財布とスマホ、ハンカチ程度。

 

台北の迪化街・籠で人気の「大華行」で買ったメッシュケース160元をパスポートケース変わりにしました。仕切りがあるのでマスクやペン、外貨も入れられて重宝しました。

 

いつものバッグひとつで出かけられる身軽さは、旅のストレスを軽減します。お土産や買い物をする予定がある場合には、大きめのバッグに持ち替えたり、折り畳みのエコバッグも忍ばせていくと良いですね。

香港日帰り旅行 タイムスケジュール

 

青は旅行としての流れ。赤は「日帰り香港で出来ること」の備忘録です。
香港での移動はバスや電車、地下鉄など公共の乗り物だけを利用しました。

03:30 起床
だいぶ眠いことを除けば、普段と身支度の時間も変わりません。

04:40 スマホアプリでタクシーを呼ぶ
早朝でも5分で来てくれました。
AppleやGoogleアプリで「台灣大車隊55688」を検索、ダウンロードできます。
04:45 台北市内を出発
アプリで呼ぶタクシーは車体も綺麗で、きちんとした運転手さんなので安心です。市内なら流しを使うこともありますが、長距離の場合は配車サービスを使いたい。
早朝は渋滞もないので、市内から30分で着きました。
05:15 桃園空港第一ターミナル着
早朝の桃園は祭り。
まだ電車も動いていない時間によくもまあこれだけ集まってくると感心するほど、賑わっています。台湾の方は本当に旅行好きね。
05:15 自動チェックイン機で搭乗券を発券
機内預けの荷物がないので、行列のチェックインカウンターはスルーします。
自動チェックイン機に航空券購入時のクレジットカードを読み込ませる必要があるので、忘れずに持っていきましょう。
05:25 出国手続き
カウンター周辺は混雑していたものの、出国レーンは比較的スムーズに荷物検査とボディチェックを通ることが出来ました。
自動ゲートで出国し、まずは搭乗口を確認。ショップは6:00からなので、この時間は寂しい感じ。
illys cafeは営業していて、朝食をとる人たちで大混雑。
06:45 搭乗開始
07:30 離陸
朝早かったので、機内で軽く休みます。LCCはエンターテイメントがないので、文庫本やガイドブックを持っていくのも良いでしょう。
台湾ー香港線も1時間半ほどの短距離のため、LCCではなくてもエンターテイメントのない機材なことが多いです。
09:15 香港到着
入国カウンターへ。私は永久居民のIDカードで自動ゲートから入国、待ち時間なし。パスポートでの入国は少し並んでいるようでした。
入国後は預入荷物もないので、そのまま到着ロビーへ。身軽って素晴らしい!
09:30 スマホのローミングをオンに
台湾で契約している携帯会社の海外ローミングサービスを利用しました。香港は1日24時間利用で195元。
日本やベトナムへ行くときは、料金の安いポケットWi-fiを借ります。
仕事の電話がかかってくる(とらなければならない)時期は、番号が変わるSIMカードはあまり使わないようにしています。
09:45 エアポートエキスプレス乗車
普段はA21などのバスで市内へ出ますが、日帰り旅なので交通手段は出来るだけ時間が読めるものに。乗車前に、八達通もチャージしておきます。

日帰り香港旅行で出来ること

香港国際空港に9:30到着、出発は22:25。移動や空港待機の時間も含めると実質10時間の間に、香港で何が出来るでしょう?今回できた12のことをまとめてみました。

10:30 ①会いたかった人に会う

香港に日帰りで来た最大の理由は、ある方にお会いしてお話をすることでした。空港からまっすぐ向かった九龍サイド・佐敦(Jordan)で待ち合わせ。近くの茶餐廳へ一緒に向かい、軽く食事をしながらしばらくお話をしました。
夢のような時間でした。

11:00 ②香港式ミルクティーとブランチ

午前中に到着して市内にお昼前に入ることができたので、お会いした方と、行きつけのお店でランチ。
点心や茶餐廳メニューも食べられるお店なので重宝します。奶茶少甜。香港に来たからには、甘さ控えめのミルクティーを飲まなければ始まりません。
この日は話すことに夢中で写真を撮らなかったので、以前のものを参考に。

 

12:30 ③ミニバスプレート専門店へ行く

今回お会いできた方がお気に入りの店に、連れて行っていただきました。香港の街を走るミニバスの行先を記すプレートを作る専門店。今はバスも減ってきていますが、キーホルダー等の香港らしいグッズを開発、お土産として人気があるそうです。八達通ケースもおまけにいただきました。
今はもうない大丸が、ミニバスの行先としてはまだ残っています。

 

13:00 ④海を見に行く

先日の台風25号の影響で、香港政府が管理するすべてのビーチが一時閉鎖されました。レパルスベイなどから修復・再開しはじめているので、その状況を見にでかけます。
佐敦からMTRで金鐘へ移動し、バスに乗車。
香港島南部の海沿い、高級住宅街を眺めながら、赤柱まで行きました。

15:30 ⑤カフェに行く

赤柱で海を見てから再びバスで中環(Central)に戻り、少し歩いて上環へ。平日の昼下がり、人も少なく、まだ蒸し暑い香港の空気の中でぼーっとしていると、ついさっきまで台北に居たのが不思議に感じられます。
昨日よりも前からずっとここにいたことような錯覚に陥るのが、香港マジック。

16:00 ⑥街を歩く

香港の楽しみは、ただひたすら街を歩くこと。それだけで嬉しいと言う人も多いですね。私もそうです。
看板は消えていくけれど、商店街の猫ちゃんは元気だったのが嬉しかった。

 

路面電車に乗ったり

 

おやつを食べたり

 

聖地巡りをしたり(TM Network 「Get Wild」のMVロケ地)

 

17:15 ⑦夕暮れのバーに行く

 

屋上にあるバー、迫り来る下町ビューのパノラマの中で、日没を眺めながらちょっと休憩。ここのお店の方とも話したいことがあったので、立ち寄ることができて良かったです。前回は夜遅くだったけど、明るいうちからバーに来るのも自由な旅行者の贅沢ですね。

 

夜に来た時の眺め。

 

18:30 ⑧雲吞麺で少し早めの夕食

お昼にご一緒した方と、夕方再び合流。軽い夕食をということで、近くの麺屋さんで雲吞麺ならぬ雲吞河を。香港の茶色く縮れた独特の麺は人気がありますが、私はこちらの米の粉で作るきしめんのような「河」が好きです。お野菜には芥蘭のオイスターソースがけ。典型的な香港スタイルで軽く食べられるのがいいですね。今日出かけたところのことや、これまでのこと、これからのことをおしゃべりしました。
小ぶりの雲吞河は、軽い食事にうってつけです。

 

19:00 ⑨夜の街を歩く

麺屋さんなので長居はせずに、軽く街歩きをしました。佐敦から廟街や上海街をぬけて、旺角まで。地下鉄なら二駅ですが、上海街のお道具屋さんを見ながらおしゃべりしつつ歩いているとあっという間。

⑩24時間営業のスーパーマーケットで買い物

 

「惠康(Welcome)」や「百佳(PARKn SHOP)」などのスーパーマーケットに立ち寄って、ちょっとだけ生活用品の買い足しもできます。24時間営業の店舗も多いので、どんな時間帯にも飛び込めるのがありがたい。

機内持ち込みできる調味料といったらやはりコンソメキューブちゃんでしょう。香港の茶餐廳で必ず見かける「おはようタオル」も軽いので、バッグに詰めて持ち帰ることができます。

 

惠康の店舗情報 Store Locator

 

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日帰り旅の回物は、軽く小さく、機内持ち込み、税関も通ることのできるものだけ。

 

機内持ち込み、日本持ち込み可否を確認しましょう

・香港土産に人気のオイスターソースは液体なので、100㎖(g)以上のものは機内持ち込みが出来ません。
参考:成田空港公式 液体物の持ち込みについて(国際線)
・ハムやビーフジャーキーなどが持ち込み禁止なのは知られていますが、以前直接問い合わせをしたところ、肉片を使用しているXO醤も日本への持ち込み禁止対象とのことでした。インスタントラーメン類は問題ない伺いました。詳しくは農水省のサイトで確認しましょう。
参考:農水省:肉製品などのおみやげについて(持ち込み)
李錦記のオイスターソースチューブは167gなので機内持ち込みはアウト。喉に優しい枇杷膏は75㎖なのでセーフ。透明のジッパーも用意しておきましょう。

 

20:00 旺角からA21の空港バスで、空港へ
旺角でご一緒してくださった方とお別れをして、ネーザンロードに出るとすぐバス停があったので、そこから乗車しました。名残り惜しかった。本当に楽しかった。
20:45 空港カウンターでチェックイン

預入荷物がないので自動チェックインでスルーも可能ですが、私の場合、台湾へ帰る前にはカウンターへ立ち寄りが必要です。日本のパスポートで台湾へ帰るという特殊なパターンなので、台湾の居留証を提示しなければならないのです。
台湾入国の際には往路の航空券か居留証がないと搭乗できないケースがあるので、要注意。カウンターで提示せずに搭乗ゲートへ行くと、お呼び出しのアナウンスがかかってしまいます。手荷物だけ、日本のパスポートで日本へ帰るのであれば、ここも自動チェックインでスルーできます。

21:00 ⑪空港ペニンシュラブティックで買い物

チェックイン手続きを済ませると、南、北二ヶ所のゲートから出国手続きへ進みます。私はいつも南ゲートを利用。そこを出るとすぐ目の前に「ペニンシュラブティック」があるからです。
街歩きをしている間は、意外とペニンシュラホテルへ行く時間がとれません。空港のブティックはいつ行ってもとても感じがよく、気持ちよくお買い物できるので、旅の仕上げも良い気分で。中秋節なら月餅、チョコレートや小物なども買えるので、大切な方へのお土産探しはここにきます。
今回はマロングラッセの詰め合わせにしました。もうクリスマスモードですね。

Peninsula Boutique 半島精品
香港国際空港 L7 南 7:00~23:00

22:15 香港空港を離陸

 

24:00 台湾桃園空港に到着

台湾入国は自動ゲート利用、預入荷物もないので、さっと出ることが出来ました。

 

すでにMRT桃園線は終電が出てしまい、バスもこの時間帯は結構混雑するので、タクシーにしました。
バスなら「國光客運」で台北駅まで行き、そこからやはりタクシー利用となります。

24:40 台北市内 帰宅
荷ほどきの必要もないので、お風呂に入り用事をすませて27時頃、就寝。

日帰り弾丸旅のメリットとデメリット

日帰りで香港旅行、私にとってはとても充実していました。でも、やっぱり疲れるのは否めない。メリットとデメリットをまとめてみます。

日帰り海外旅行のメリット

 

①思い立った時にすぐ行ける

今回の旅行は先にも書いた通り、お会いしたい方が香港に来ていたから。その方のご都合を伺って、お会いできると決まった出発2日前にチケットをとりました。
ちょっと疲れたな、気分転換したいなと思う時や、先々のスケジュールが立てにくい生活リズムの方も、思い立った時、時間がある時にさっと飛べるのは楽しいと思います。
②宿泊費用がかからない
香港のホテル代はえげつない。一泊10000円以内で検索すると、ゲストハウスやドミトリーばかりずらっと提案されて泣きたくなります。こういうところでも無問題なタフさが年齢とともに失われていく。
気軽な旅行をしたい、ましてや宿泊施設でストレスを感じたくない。
だったら、疲れてでも日帰りしちゃっていいんじゃないかなと今回思いました。
③身軽に目的を遂行できる
限られた時間、身軽なスタイルの旅だからこそ、無駄な立ち寄りや買い物はしなくてすみます。もし周囲の人に「香港行くの?」と目を輝かせて尋ねられても
「手荷物だけでいくから、持ち物を増やせないの」
「買い物する時間が無くて」
と、買い物代行をお断りする理由にもなります。

日帰り海外旅行のデメリット

 

①オイスターソースは買えない

機内預入なし、手荷物だけで行く場合ですが、上記の「スーパーマーケットでの注意」にも書いた通り、液体物は諦めなければなりません。
液体物の買い付けが目当てであれば、機内預入の心づもりで行きましょう。

 

②早朝、深夜の交通手段はお金や時間がかかる

公共のバスや電車が動いていない時間帯、そもそもバス停までの移動も考えなければなりません。格安チケットを使い、宿泊費を浮かしても、ここでタクシーを利用すると出費がかさみます。

 

③体力的にはしんどい

どんなに早起きをしても香港にいる間はとても元気だったのですが、空港へ向かうバスの中で猛烈な睡魔に襲われました。
25時前に帰宅してお風呂やあれこれ、27時頃就寝して翌朝起床時、睡眠不足よりも足腰のだるさでしばらく起き上がれず。
でも、精神的にはとても元気。「日帰りなんて無茶しちゃったわ、いやー参った!」と笑い話にできます。

 

香港日帰り旅行でできること、12番目は「後悔しないこと」

香港への日帰り旅行で気づいたことをまとめてみました。
気分転換、どうしても会いたい人がいる時にはこんな旅もいいな。そのためにしっかり働いて、体力もつけておかなくちゃ。

次に行ったときにはもう見ることのできないかもしれない風景や場所をしっかり見る。会いたい人に会える機会と時間を、見失ったりしない。

香港は新陳代謝と心のリフレッシュ、前に進むパワーを得られます。

 

2018年秋、取り外されてしまったネオンサイン。

 

台湾から香港へ日帰り旅行のお役立ち記事

 

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ライター/コーディネーター。長年暮らした香港から、猫を連れて台北へ移住しました。台湾、香港、ベトナムなどで活動をしています。 詳細と連絡先はこちらをご覧ください。